Bakkt(バックト)は、ICE(インターコンチネンタル取引所)により提供されるビットコイン現物で決済される先物とカストディを2019年9月23日にローンチ予定と発表。同社によると、CFTCの自己認証プロセスにより、ビットコイン先物のローンチの認可を受けているという
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Bakkt9月23日にローンチ予定
Bakkt公式によると、9月23日にビットコイン先物で決済するための”ビットコイン現物”を保管するカストディとその現物で期日に決済されるビットコイン1ヶ月先物、1日先物をICEの先物市場であるICE Futures U.S. とICE Clear USでローンチ予定としている。すでに同社は2019年7月24日にユーザー受付のテストをおこなっていた。
Bakktのローンチ発表は2018年8月3日までさかのぼり、1年もの月日が経過。CFTC(米商品先物取引委員会)との規制の取り組みにより、ローンチを複数回延期していたためビットコイン界隈ではローンチに懐疑的な意見も多い。
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— 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) December 31, 2018
仮想通貨信託会社としての初の認可
ニューヨーク州のプレスリリースによると、ニューヨーク州金融監督局(NYDFS)は8月16日付けで、有限責任信託会社としての運営を行うBakkt信託LLCの定款をニューヨーク銀行法のもと承諾したと発表。
NYDFSによると
「仮想通貨信託会社としては初であり、DFSはBakktによる現物決済されるビットコイン先物とともにビットコインのカストディサービスを認可した」
と述べている。
出典:https://www.dfs.ny.gov/reports_and_publications/press_releases/pr1908161
また、BakktのCOOで前Coinbase上級幹部のAdam White氏は、包括的な規制への取り組みとBakkt信託会社の認証の完了により、ビットコイン先物の決済される現物の資格あるカストディアンとして先物を提供でき光栄だと述べている。
ビットコイン先物でのレバレッジ取引も提供
Coindeskによると、Bakkt CEO Kelly Loeffler氏は
「Bakktの9月ローンチ後、信用取引も行うことができる」
としており、ビットコイン1日先物の取引にはレバレッジをかけることができると述べている。現時点ではBakktのレバレッジ倍数はまだ明かされていない。Bakktのローンチ発表後、約3%の高騰を記録したビットコインは110万円を推移している。
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— 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) August 16, 2019
参考
・FINANCIAL SERVICES SUPERINTENDENT LINDA A. LACEWELL ANNOUNCES DFS GRANTS CHARTER TO BAKKT