仮想通貨取引の話題を耳にしていて、興味はあるけど始めるきっかけがないという人もいらっしゃるでしょう。
仮想通貨取引を始めるには取引所の口座開設が必要なので、ややこしそうというイメージもあるかもしれません。
しかし、実際は取引所の登録はオンラインで簡単にできますし、1,000円程度の少額からで始めることもできます。
この記事では仮想通貨取引を始めるメリットや取引の始め方、注意点などを詳しく紹介します。
仮想通貨とは?
仮想通貨とは、データとしてのみ存在するデジタルな通貨の一種です。
電子マネーのような存在ですが、特定の国家が発行する法定通貨とは関係がなく、ブロックチェーン(分散型台帳)などの技術で暗号化されたもの。
代表的なものはビットコインで、その他に1,500を超える種類が存在しています。
送金スピードが速い
仮想通貨取引のメリットの1つが、銀行のような金融機関を介さずに送金できるため、送金スピードが速く手数料も安いというところです。
将来は日常的な決済方法として使われることが期待されています。
世界中からの注目度もアップ
新型コロナウイルスの影響で世界中が仮想通貨取引に注目し、欲しがる人が増えてくると価格も上昇するため、投資の対象としても人気です。
今のうちに仮想通貨投資の始め方を知ってくことで、資産運用の幅が広がるでしょう。
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仮想通貨取引を始めるメリット
これから仮想通貨取引を始めるとどのようなメリットがあるのか、主なものを3つ紹介します。
少額からはじめて大きな利益が狙える
仮想通貨取引は株や為替など他の投資対象と比べると値動きの幅が大きいので、短期間で大きな利益が出る可能性があります。
過去にも数カ月のうちに価格が2倍以上になるといった急激な値上がりが何度も発生しているのです。
一方で、元手となる資金は最低1,000円程度あれば取引を始めることができます。
少額から気軽に始められて、大きな利益が出せる可能性があるのがメリットです。
長期的な資産運用も可能
毎日相場をチェックする時間がないという人は、長期的な視点で将来性を感じるコインを長期保有するという投資方法も選べます。
定期預金では期待できるリターンが小さすぎるというときに、仮想通貨取引なら大きなリターンを狙うことができるでしょう。
もちろんマイナスになる可能性もありますが、少額から1円単位で投資金額を自由に決めることができますので、リスクは自分でコントロールできます。
長期保有する投資方法なら頻繁に売ったり買ったりを繰り返す必要はありませんので、本業のかたわらで時間をかけずに投資できるのがメリットです。
世の中の動きに詳しくなれる
取引をしていると最新の情報にアンテナをはるようになりますので、世の中の動きに詳しくなれるのもメリットです。
ブロックチェーン技術はフィンテックという新しい分野で大きく注目されていますので、金融系などの仕事をされている方の場合は本業でも役に立つことがあるでしょう。
他の投資対象の知識も身につく
さらに、取引で使うツールや取引板はFXなどと共通です。
取引のやり方を覚えれば投資の知識も身につきますので、FXにもチャレンジしてみるなど幅が広がります。
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仮想通貨取引を始める前に気を付けておきたいポイント
初心者が取引を始める前に気を付けておきたい重要なポイントを解説します。
仮想通貨取引は値動きが激しい
最初に気をつけておきたいポイントは、価格の変動が激しいという点です。
数カ月で価格が2倍や1/2になることもありますし、たった1日で価格10〜20%変動することもあります。
日本円が1ドルあたり何円なのか、といったことがニュースになることがありますが、法定通貨では1日で20%の価格変動が起こることはほとんどありません。
法定通貨は国家が価格をコントロールしているからです。
しかし仮想通貨取引は特定の国家や組織からのコントロールはありませんので、需要と供給の影響が短期間で直接的に価格に反映されます。
短期間で価格が上がれば大きく儲かりますが、逆に価格が下がれば損をしてしまうこともあるということに注意しましょう。
ハッキングや漏洩のリスクがある
さらに気をつけたいのは、ハッキングのリスクです。
仮想通貨取引には物理的な実体はなく、データとして存在します。
インターネットのセキュリティが破られてアドレスと秘密鍵の情報が漏れてしまうと、勝手に資産を引き出されて盗まれてしまう可能性がありますので注意が必要です。
また、保管しているウォレットのアドレスがわからなくなったり、パスワードを紛失すると資産を引き出せなくなることも。
法定通貨のように紙幣や硬貨で物理的に保管できませんので、仮想通貨取引特有の管理方法を覚える必要があります。
インターネットに接続できる環境が必須
仮想通貨取引は現物を手で渡して取引することができませんので、インターネットに接続できる環境がないと使えないという点も覚えておきましょう。
たとえば、パソコンが故障したり、スマホの充電がなくなるなどの原因で取引できなくなることがあるのです。
また、海外に長期間滞在するときにネット環境が確保できないと、自由に資産を引き出せなくなる場合があります。
スマホのデータ通信だけでも問題ありませんが、必ず何らかのネット環境が必須になるということに注意が必要です。
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仮想通貨取引の始め方
ここで紹介する流れを基本として、あとは複数の取引所に登録することもできますし、いろいろな仮想通貨取引に興味を持つことで投資対象の幅も広がるでしょう。
慣れてくれば短期間に大きく儲けることができるハイリスク・ハイリターンの仮想通貨取引FXに挑戦することもできます。
まずは自分の好みに合う取引所と興味のわく通貨を選んで、仮想通貨取引投資を始めましょう。
それでは、実際に取引を始めるまでの流れを紹介します。
①取引所を選ぶ
仮想通貨取引の購入をするには取引所に登録する必要があります。
買いたい通貨を扱っている取引所の中から、運営会社やサービス内容を比較して自分に合った取引所を選びましょう。
初心者は金融庁認可の取引所がおすすめ
初心者は海外の取引所ではなく、国内企業が運営する日本の金融庁が認可した取引所を選ぶのがおすすめです。
②口座開設
利用する取引所が決まったら口座開設の手続きをしましょう。
窓口に来店する必要はなく、オンラインと郵送の手続きのみで完結します。
口座開設方法
まず取引所のアカウントの作成はメールアドレスとパスワードの登録、名前や住所などの情報入力だけなので30分程度で完了します。
数日から1週間程度で住所確認のためのハガキが届きますので、記載されている認証コードを入力すれば口座開設完了です。
もちろん国内には口座開設手数料が発生する取引所はありません。
③仮想通貨を選ぶ
次に、取引したい仮想通貨の銘柄を選びましょう。
大切な資金を使って購入しますので、やはり自分が気に入った通貨で取引するのがおすすめです。
初心者はビットコインがおすすめ!
最も取引量が多いのはビットコインなので、初心者はとりあえずビットコインから始めるのもよいでしょう。
リップルやイーサリアムなど、ビットコイン以外にも人気の通貨がたくさんあります。
④仮想通貨を購入する
銘柄が決まったら、いよいよ仮想通貨の購入をします。
やり方は、まず取引所に日本円を入金して、その資金で購入するという流れです。
初取引は少額が安心
初めて取引するときは、1,000円程度の少額でまずは試してみましょう。
慣れてきたら徐々に金額を大きくしていくという流れにすると安心です。
⑤仮想通貨を売却する
購入した銘柄の値動きを見て、売るべきタイミングが来たら通貨を売却しましょう。
購入時より高い価格で売ることができれば利益を得たことになります。
これから価格が下がりそうだと予測できるなら、下がらないうちに売ってしまうという判断も重要です。
売却のタイミングを見極めて、効果的な投資ができるようにしましょう。
⑥出金する
売却して得た日本円資産は取引所から銀行口座に出金することができます。
購入と売却を上手に行うことで、最初に入金した金額より多く出金できれば、仮想通貨投資で利益を得たということになります。
出金方法
まず取引所のアカウントに自分本人名義の銀行口座を登録して、パソコンやスマホから出勤申請をするという流れです。
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仮想通貨取引の始め方をマスターして初心者も挑戦してみよう!
仮想通貨取引を始めることで、お金を稼げる可能性があるだけでなく、投資や世の中の動きに詳しくなれるというメリットもあります。
投資と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、仮想通貨取引の始め方はとても簡単。
取引所の口座開設や取引はスマホでできますので、初心者もすぐに馴染むことができるでしょう。
まずはお小遣い程度の少額から、仮想通貨取引投資に挑戦してみましょう。
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