取引所間での暗号資産の移動は、より良い取引機会を求める上で欠かせない作業です。しかし、ネットワークの選択ミスやアドレスの入力ミスで、大切な資産を失ってしまう可能性があります。

この記事では、詐欺や操作ミスから資産を守るために知っておくべきポイントを解説していきますので、手順を確認しながら慎重に進めてください。

事前に準備しておくもの

Bitgetのアカウント(本人確認完了済み)

Bitgetの基本情報

取引所名 Bitget(ビットゲット)
運営会社 Bitget Limited
設立日 2018年
ユーザー数 全世界1億2,000万人以上
ガバナンストークン Bitget Token(BGB)
最大レバレッジ 125倍
取引手数料 現物取引:メイカー・テイカー共に0.1%(BGB利用で20%割引)
先物取引(無期限):メイカー0.02%、テイカー0.06%
主な提供サービス 現物取引
先物取引
コピートレード
トークン化資産取引(株式・コモディティ)
自動売買
Bitget Earn
入出金手数料 仮想通貨入金:無料
仮想通貨出金:通貨・ネットワークにより異なる
日本語サポート 日本語対応あり
・24時間365日のチャットサポート

Bitgetは2018年に設立された海外仮想通貨取引所です。2025年時点で全世界1億2,000万人以上が利用する世界第2位規模の取引所に成長しており、豊富な取扱銘柄数と充実した取引環境が特徴です。

最大125倍のレバレッジを用いた先物取引やデリバティブ取引に対応しています。また、プロトレーダーの取引を自動でコピーできる「コピートレード」機能も人気です。

BybitからBitgetへBTC送金する手順

それでは、実際の送金手順を3つのステップに分けて解説していきます。

STEP 1: Bitgetの口座を開設する

BybitからBitgetへBTCを送金するには、送金先となるBitgetのアカウントが必要です。

口座開設の流れ

1.アカウント登録: Bitget公式サイトにアクセスし、メールアドレスまたは携帯電話番号とパスワードを入力してアカウントを作成します。GmailやApple IDからの登録も可能です。

2.本人確認(KYC): 取引に必要な本人確認を行います。マイナンバーカード、運転免許証、パスポート、居住許可証のいずれかを用意し提出します。審査は通常1時間以内に完了します。

詳しい口座開設手順については、こちらの記事で画像付きで解説していますので、ぜひご覧ください。
Bitgetの口座開設方法を詳しく見る

STEP 2: Bitgetで入金アドレスを取得する

まず最初に、送金先であるBitget側で入金アドレスを取得します。

1. ログイン後、資産から入金を選択

ログイン後、画面上部または右上のメニューから「資産」を選択し、「入金」をクリックしてください。

2. 暗号資産とネットワークを選択します

・入金したい暗号資産として、今回は「BTC」を選択します。
・ネットワークは「BTC」を選択(BTCの場合、選択できるネットワークはBTCのみです。BTC以外の暗号資産を送金する場合は、利用可能なネットワークの一覧から選択してください)

3. 選択したネットワークに対応する入金アドレスが表示されます。この「アドレスをコピー」してください。

STEP 3: Bybitから出金手続きを実行する

次に、Bybit側から実際に出金(送金)の手続きを行います。

1.トップページの画面上部にある「資産」を選択し、「出金」をクリックします。

2.出金する暗号資産を選択し、必要情報を入力します

  • 通貨: STEP 1でBitget側で選択したのと同じ「BTC」を選択
  • ウォレットアドレス: STEP 1でBitgetからコピーした入金アドレスを貼り付け
  • チェーンタイプ: Bitget側で選択したのと同じネットワークを選択
  • 数量: 送金したいBTCの数量を入力(最低出金額は数量の枠に記載あり)

すべての情報を入力したら、「確定」をクリックします。

3.「確定」をクリックすると、出金確認ページに移動しますので、以下の認証手続きを進めます。

  • メール確認コード: アカウントに登録されているメールアドレスに認証コードが届きます。受け取ったコードを入力してください。
  • Google認証(設定している場合): セキュリティ強化のため二段階認証を設定している方は、認証アプリを使用して取得した6桁の認証コードを入力します。

すべての認証コードを正しく入力したら、「送信」をクリックして送金を実行します。

これでBybitからBitgetへのBTC送金手続きは完了です。

送金時の重要な注意点

仮想通貨の送金を安全に行うために、以下の注意点を必ず守りましょう。

ネットワークの一致を確認する

Bybit側とBitget側で選択するネットワークは必ず一致させてください。ネットワークが異なると、送金した資産が届かず、取り戻すことができなくなります。Bitget側で選択したのと全く同じネットワークをBybit側でも選択することが重要です。

暗号資産によってネットワーク選択肢が異なる

今回はBTCを例に解説しましたが、BTCの場合はネットワークが「BTC」のみとなります。しかし、他の暗号資産(イーサリアム、リップル、USDTなど)を送金する場合、選択できるネットワークの種類が増えます。送金する暗号資産に応じて、送金先と送金元で同じネットワークを選ぶよう、より一層注意してください。

アドレスの全文字を確認する

入金アドレスは一文字でも間違えると、送金先が変わってしまいます。コピー&ペーストを使用し、貼り付け後も必ず全文字を目視確認しましょう。

少額テスト送金を実施する

初めて送金する場合や高額送金の場合は、まず少額(例:0.001 BTC程度)を送金し、MEXCでの着金を確認してから残りの希望額を送金してください。これは設定ミスによる資産損失を防ぐための重要な対策です。

出金履歴は確定申告のために保存する

全ての送金が完了したら、確定申告時の税金計算に必要となるため、出金履歴を必ずダウンロードして保存してください。

Bybitのトップ画面上部の「資産」メニューから「資金調達」を選択し、右上の「履歴」をクリックします。上部のタブから「出金」を選択し、「データのエクスポート」画面でアカウント・タイプをすべて選択、期間は「カスタマイズ」で最大1年ごとに設定してエクスポートします。

データのエクスポートには通常1~3日ほどかかりますので計画的にエクスポートを行いましょう。

まとめ:慣れてからも毎回確認を怠らない

BybitからBitgetへのBTC送金は、正しい手順を踏めば誰でも安全に実行できます。

ポイントをおさらいすると:

  • Bitgetで正しいネットワークと暗号資産を選んで入金アドレスを取得
  • Bybitで同じネットワークを選び、アドレスを正確に入力して出金
  • 暗号資産によってネットワーク選択肢が異なるので、必ず同じネットワークを選択
  • 送金履歴は税金計算のために必ず保存

ネットワークの一致、アドレスの全文字確認、少額テスト送金の3点を守れば、安全に送金できます。仮想通貨の送金は一度実行すると取り消すことができません。
慣れてからも毎回必ず確認を怠らず、安全な取引を心がけましょう。

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