- 仮想通貨市場
- 11,000ドルから続落中のビットコインは、前日比2.2%安の105万円台で推移。今月末に仮想通貨規制に関する新たな公聴会が開かれるとの情報も相場の重しとなった。テザー裁判やFOMCの行方と共に、市場の関心が高まっている。
仮想通貨ビットコイン(BTC)市況
戻り高値11,000ドル(120万円)から続落中のビットコイン(BTC)は、前日比2.2%安の105万円台で推移している。先週のリブラ公聴会に続き、日本時間31日に同上院銀行委員会が「仮想通貨規制に関する公聴会」(仮想通貨とブロックチェーンの規制枠組み調査)を開催することも判明し、相場の重しとなった。
公聴会には、米仮想通貨取引所ポロニエックスの親企業Circle CEOのほか、国会リサーチサービス機関の会員、および著名大学UCIの法学教授が参加する。
テクニカル分析
一時は107万円の支持線から反発。110万円まで盛り返すも、レジスタンスが重なるポイントで(①)力尽きると、約6万円幅急落した。
日足ベースの出来高も下降気味で、17日の急落局面では大きく反発する起点となった日足雲上限であったが、本日106万円付近にあった日足雲下限でも下げ止まらずに底抜けた。現在は103.8万円から反発するも、サポートとしてはやや心許ない位置にあり、続落した場合は②のラインで売り買いの攻防が激しさを増すことになりそうだ。
4hMACD確認する限り、4月以降のブル相場ではゼロライン上で推移していた強気相場は、6月末に市場の性質が一変したことで影を潜め、弱気ゾーンでの軟調な動きを繰り返している。
海外著名アナリストの見解
続落したビットコイン(BTC)を受け、海外の人気アナリストJosh Rager氏 が独自分析。先週のサポートラインが現在のレジスタンスに転じたため、次期サポートラインのターゲットを8975ドル(97万円)か、あるいは8730ドル(94万円)に見立てている。(日足チャート)
Rager氏は、「現段階で短期的に弱気なのは明白だ。直近の反落は11,112ドルを戻り高値として始まったものの、今後数週間の間に大きな反発を見せるチャンスにもなり得る。」と分析した。
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— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年7月18日
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