傘のシェアリングサービス「アイカサ」は、9月9日(月)から1年間、横浜市中区の関内地区の活性化を目指す「傘シェアリング実証実験」を実施すると発表しました。
傘の貸出・返却の場所・時刻のビッグデータで関内エリアの歩行者の移動実績を分析
アイカサは1日70円・月420円で傘をレンタルできるサービスであり、加盟店は272店舗・39,000人以上に利用されています。傘のレンタルはLINEから申し込むことができ、傘に印字されているQRコードを読み取ることで利用可能。雨が止んだ際は最寄りの加盟店で返却できるようになっています。
支払いはクレジットカードやスマホ決済サービスのLINE Pay(ラインペイ)が対応しています。
以下、プレスリリースより引用。
本実証実験では、横浜市中区の関内地区を対象に、使い捨てビニール傘の削減による環境負荷の軽減に加えて、関内まちづくり振興会など地域の皆さまのご支援を頂きながら、雨の日でも傘の心配をせず、楽しく自由に移動できる街づくりを目指し、店舗やオフィスビル、ホテルやマンションなどへの傘立ての設置を進めます。
関内地区は、横浜市庁舎の新築移転や、横浜スタジアムを会場に東京2020オリンピック「野球・ソフトボール」の開催が予定される中、横浜市のイノベーション推進のハブとなるベンチャー企業成長支援拠点が10月に開設されるなど、新たなまちづくりを目指した様々な取り組みが始まっています。
今回の実証実験では、アイカサ社の協力のもと、傘の貸出および返却の場所と時刻を示すビッグデータを取得し、横浜市内の大学・企業にも連携を呼びかけ、関内エリアにおける歩行者の移動実績を分析することで、「雨でも楽しく歩きやすいまちづくり」の実現に向けた課題を抽出します。
今回、新たに「I ☆(LOVE) YOKOHAMA (*1)」のロゴをあしらった横浜専用デザインの傘1000本を用意し、1年間の実証実験期間中に、関内周辺に100箇所のアイカサスポットの設置を目指します。
(*1) 横浜を愛する皆さまひとりひとりが、夜空にきらめく星のごとくそれぞれに光り輝き、つながり、より魅力的な横浜を共につくる、という想いをハートのLOVEではなく、“☆”で表現しています。