ブロックチェーンのオンライン学習サービスPoL(ポル)を運営する株式会社techtecが、9月19日より開始したメイカーダオ(MakerDAO)との協業プロジェクトの第一弾として、金融領域におけるブロックチェーン活用事例を学ぶことができるカリキュラムを公開した。
ステーブルコインや分散型金融(DeFi)について学習可能
MakerDAOとの共同制作であるカリキュラムは、「通貨の3要素」といった基本的なところから「ステーブルコインの未来」まで7つのレッスンに分けられれ構成されている。今回のカリキュラムを通じて、金融領域におけるブロックチェーン活用事例としてMakerDAOの仕組みやステーブルコイン、分散型金融(DeFi)、スマートコントラクトについても学習可能な内容となっている。
レッスンの概要は下記の通り。
【レッスン1】
・通貨の3要素
・暗号通貨の課題を解決する新たな仕組み
【レッスン2】
・Daiの概要
・ステーブルコインの概要と分類
・Daiのメリット
【レッスン3】
・スマートコントラクト「Vault」の概要
・スマートコントラクトとは
・Stability FeeとDai Savings Rate
【レッスン4】
・ガバナンスとは何か
・MakerDAOにおける投票方式
・MKRトークンの役割
【レッスン5】
・Daiの活用例とDeFi
【レッスン6】
・Single-Collateral DaiとMulti-Collateral Dai
・MakerDAOのロードマップ
【レッスン7】
・DeFiの例
・ステーブルコインの未来
日本のDeFiコミュニティの活性化へ
techtecの最高経営責任者(CEO)である田上智裕氏は、今回のMakerDAOとの共同制作カリキュラムについて「分散型金融(DeFi)のエコシステムにおいて、MakerDAOは非常に重要な役割を果たします。そんなMakerDAOの最新かつ最重要なアップデートを、日本語で学ぶことができるリソースはほとんど存在しません。今回のカリキュラム公開が、日本のDeFiコミュニティの活性化、さらにブロックチェーン業界の発展に繋がることを願っています」とコメントを発表している。
MakerDAOの日本コミュニティ代表のKathleen Chu氏は「このカリキュラムは分かりやすく明確な方法で説明されているため、 MakerDAOについて理解が深まる内容になったと確信している」としている。
参考
PoL
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