ブロックチェーン上に保管できる!トレーディングカードゲーム「ゾンビバトルグラウンド」の遊び方

こんにちは。「SHIMAUMA DAPPS!」の運営者、垂水ケイ(@tarumi_kei)です。

DAppsに特化したブロックチェーンを提供するプラットフォーム「LOOM Network」が開発しているトレーディングカードゲーム「ゾンビバトルグラウンド」のモバイルアプリがリリースされました!

トレーディングカードゲームは、ハースストーンやシャドウバースなど根強いファンのいる作品が多数あります。DAppsにもこうしたトレーディングカードゲームファンから、プレーヤーが流入してくるチャンスといえます。

早速モバイルアプリをプレイしてみましたので、ゾンビバトルグラウンドのゲーム紹介とプレイの感想をまとめていきますね。

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ゾンビバトルグラウンドとは?

ブロックチェーン上にカードが保管される

ゾンビバトルグラウンドでは、カードの一つ一つがトークンとしてブロックチェーンに保管されます。これはDAppsの特徴として共通してしているところですが、デジタルデータであるカードを実際にプレーヤーが所有することができ、売買やトレードをすることが可能となっています。

今回リリースされたモバイルアプリでは、残念ながらトークンが実装されていませんが、今後はプレセールなどで購入した人は自分自身が保有するカードを使ってデッキを組むことができるようになります。

DAppsxトレーディングカードゲームといえば、ゴッズアンチェインドも人気があります。こちらは現在クローズドベータ中ですが、購入したカードをトークン化することができるようになっています。(トレードにはロックがかかってしまっています。)

ゾンビを使ったバトル

ゾンビバトルグラウンドというタイトルの通り、登場するカードのほとんどがゾンビです。カードデザインは全然グロくなく、ポップなゾンビといった感じ。

ゾンビの属性は6種類あり、アイテム系のカードと併せて系7種類の属性があります。

速攻型の炎や凍結で相手をコントロールする水属性など、属性によってカード効果の特徴が違っています。

ハースストーンやゴッズアンチェインドのように、テーマとなるヒーローを一体選ぶんですが、そのヒーローの属性以外のゾンビもデッキに組み込むことができます。マジックザギャザリングのように、マナが属性に対応しているわけでもないので特に不自由なくデッキ構築できます。

ちょっと属性を分けている意味が薄れてしまうのが残念ですが、保有しているカードをフルに活用できるという点では、廃課金を推奨するわけではない仕様だとポジティブにとらえることもできますね。

他のカードゲーム同様に、ゾンビには様々な能力があります。

・Feral:通常は召喚した次ターンからのところ、召喚ターンから攻撃可能
・Heavy:相手はHeavy持ちのゾンビを優先的に攻撃しなければならない

などなど。他のトレーディングカードゲームと比べても、遜色ないくらいの種類の効果があります。

ゾンビバトルグラウンドのルール

ゾンビバトルグラウンドの基本的なルールをまとめます。ハースストーンやシャドウバースに近いので、プレイしたことのある方はすんなりプレイできると思います。

・ヒーローを選ぶ
・30枚のカードでデッキを構築する
・ターン制のカードバトルで、インスタントプレイはない(今のところ)
・マナ(ゾンビバトルグラウンドでは「グーボトル」)の最大値は毎ターン1ずつ増えていき、ターンの最初に全回復する。
・グーボトルを消費して自分のターンにゾンビを召喚したりスペルを使用する。
・相手のヒーローのHP(20)を最初にゼロにした方の勝ち。

ゾンビバトルグラウンドプレイの流れ

2019年1月現在、モバイルアプリがリリースされていますが、まだトークン化されたカードを利用することができません。カードの購入などもできず、デフォルトのカードリストからのデッキ構築、構築済みのデッキを使ってのバトルなどに機能が限定されています。

それを踏まえたうえで、プレイの流れを紹介していきます。

デッキ構築の流れ


まずはヒーローを選びます。ヒーローは属性ごとに1体いて、現在は合計6体のヒーローがいます。


ヒーローには、バトル中にグーボトルを消費して使用出来るスキルがあるんですが、現時点ではまだプレーヤー側には実装されていません。ヒーロー選択時には、スキル選択はスキップして次に進みます。

スキルは使っても無くならないスペルカードのようなもので、コンピューター戦では相手が使ってきます。ヒーローの属性に準じた特徴をもった効果を持っていて、使えるかどうかでかなり優位にたつことができます。

そのため、対コンピューター戦とはいえ、スキルを全く使えないのでかなり苦しい戦いを強いられることになります。正直、ここは実装してからリリースしてほしかったですね。

続けて、カードを選んでいきます。ゾンビバトルグラウンでは、30枚のカードを使ってデッキを構築します。ヒーローと同じ属性のカードしか使えないかと思いきや、保有している全てのカードを使ってデッキを構築することができます。

カードは大きく分けて、クリーチャーカード(ゾンビ)とスペルカードの2種類があり、ゾンビには6種類の属性に分かれています。

属性は「炎、水、岩、風、草、毒」です。

最初は、召喚してすぐにアタックできるゾンビの多い炎と、HPが高く相手の攻撃を優先的に受けてくれるゾンビの多い岩を中心に組み立てるとやりやすいかったです。水や毒はコントロールデッキ向けのちょっとトリッキーなデッキに向いていそうな印象でした。

バトルの流れ

デッキ構築が終わったらいよいよバトルです。「ソロモード」と「VSモード」があります。ソロは対コンピューター戦、VSモードは対人戦です。

今はプレーヤー人口がまだまだ少ないため、VSモードを選んでもマッチングしませんでした。プレセールでカードを購入した人も、買ったカードが使えなければプレイしないですからね。まずはソロモードをプレイして、デッキの調整やルールの基本を抑えるようにしてみましょう。


こちらがバトル画面です。

画面下中央の20とかいてあるのがプレーヤーのライフで、これがゼロになると敗北です。
左下にあるのがグーボトル。他のゲームでいうマナのようなものです。ターンごとに最大値が1ずつ増え、ターンの最初に最大値まで回復します。マナを使ってクリーチャーを召喚したり、スペルやヒーローのスキルを使います。

ターンエンド時には、画面右にある「END TURN」という赤いボタンをタップすると相手にターンが移ります。

ゾンビには攻撃力とHPが設定されており、相手のゾンビに攻撃した時には、自分の攻撃力だけ相手のHPをマイナスし、相手の攻撃力だけ自分のHPがマイナスされます。ゼロを下回るとそのゾンビは破壊されてしまいます。このあたりはカードゲームの基本ですね。

バトルの流れとしては、自分のターンにゾンビを召喚し、相手のゾンビやヒーローを攻撃します。盤面を有利にしていくように自分のゾンビを召喚しつつ相手のゾンビを排除していきます。最終的に相手ヒーローのHPをゼロにすればあなたの勝利です。

まだまだβ版という感じだが、一度プレイしてみては?

モバイルアプリがリリースされてプレイしてみましたが、まだまだサクサクプレイできる状況ではなく、時々処理が重くなることもあります。まだ実装されていない機能も多数あり、「β版だなぁ」というのが率直な感想です。

とはいえ、現実のカードゲームのように、デジタルカードを自分自身で所有することができ、それを使ってバトルやトレードを楽しむこのができるのは、これまでのデジタルトレーディングカードゲームにはない大きな魅力です。ゲームシステム自体は、これまでのカードゲームを踏襲していてそれなりにちゃんとまとまっています。トークンが実装されて人気が出てくれば、取引なども含めてこれまでのゲームにはない楽しみ方も出来るようになりそうです。

まだまだβ版という感じですが、ゾンビバトルグラウンドを一度プレイしてみてくださいね!

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