人気のクレジットカード5選を徹底比較|編集部が消費者の目線でレビュー

近年は、航空券の予約、Amazon等の通販サイト等でもクレジットカード決済を利用することが増えて来ました。世界的にもこの流れは進んでおり、2016年の野村総合研究所調べによると、日本のキャッシュレス決済利用率が19.8%。しかし、韓国は96.4%、イギリス68.7%と日本で生活する以上に、世界のキャッシュレス化は進行しています。

今回は、キャッシュレス払いの代表である、「クレジットカード」について説明をしていきます。

この記事を読んで頂ければ、クレジットカードのメリットや、各社クレジットカードの違い等を知ることが可能です。

是非、最後までご覧下さい。

クレジットカードのメリットは?

現金の支払いからクレジット払いになると何が変わるのかをイメージ出来ない人も多いはずです。
今回は具体的に、クレジットカードを持つメリットについて解説していきます。

決済がスムーズ

クレジットカードに変えることで、決済に時間を掛けずにスムーズに行うことが可能です。
カード一枚で全ての支払いが完了する為、お金を探す時間が掛かりません。

海外などでは、現地通貨を持ち歩く必要がなく、カード1枚で決済が出来る為に必須のアイテムとなります。

日本はもとより、外国などでの決済をスムーズにするためには、クレジットカードがおすすめです。

現金を持ち歩かなくてよい

クレジットカードを1枚持っているだけで、カード払い対応店でサービスを受けることが可能です。
その為、わざわざ現金をATMで降ろしたりする手間が省けます。

また、小銭で財布が重くなるようなことがなく、財布を整理する意味でもクレジットカードを持つメリットは大きいです。

クレジットカードを持つと心配なのが、「盗難・カードを落とした時の盗難」です。
しかし、現在はすべてのクレジットカードに紛失・盗難保険が適応される為、第三者に不正使用された金額は全額保障されます。

紛失して悪用されたとしても、負担は0円で済む点もメリットです。

ポイントが貯まる

クレジットカード払いをすることで、買い物時に自動的にポイントが付加されるものが多いです。
ポイント還元率は、各クレジットカード会社によって左右されます。
現金での買い物では付与されないポイントが、カード払いに変えるだけでポイントが付くことを考えると、当然カード払いがお得です。

近年は生活に掛かる家賃、水道光熱費などもクレジットカードで払える場合も多いです。
支払うお金は現金と変わらなくても、ポイントが大きく貯まるクレジットカード払いは大きなメリットとなります。

金欠時に後払いできる

外出中に突然倒れて、救急車で病院に搬送された。
そのような、想定していない出来事はいつ起きてもおかしくありません。
そんな場合に、お金の持ち合わせがなかった場合には、支払いを行うことが出来ません。

しかし、現在は緊急外来のあるほとんどの病院はクレジットカード払いが可能となります。

クレジットカードは、突然の支払いに対してもお守り代わりに持っておくことで、支払いに対応出来るメリットがあります。

保険が付く

クレジットカードを持つだけで保険が付く場合があります。
例えば、「海外旅行保険」は海外旅行中に怪我などのトラブルが発生した場合に、カスタマーセンターに電話を掛けると、最寄りの大きな病院をキャッシュレスで治療を受けることが可能です。

また、空港でのロストバッケージに対する補償なども存在します。

クレジットカードを選ぶ際に、保険などの補償内容も確認しておくことで、想定外のトラブル時に身を守るものになります。

クレジット払いに抵抗がある人でも、実はクレジットカードを持っておくだけでも恩恵を受けられるのです。

クレジットカードのデメリットは?

ここまで、クレジットカードを持つメリットについて説明をして来ました。

しかし、クレジットカードを持つことは決してメリットばかりではありません。
今回は、クレジットカードを持つ際に想定される、デメリットをいくつかまとめます。

使い過ぎに注意

クレジットカードは、支払いがカード1枚ですべて完了します。
その為、利用限度額が大きければ、限度額いっぱいまでカードを利用出来てしまいます。

現金と違い、「お金を払っている」感覚が薄れてしまう為、使いすぎには注意が必要です。

もし、クレジットカードの使いすぎが不安である場合は、事前にクレジットカードの利用限度額を小さくしておくことがおすすめです。

また、自分がカードを使った利用履歴を把握しておくことで、使いすぎを避けることが出来ます。

カードによっては年会費がかかる

クレジットカードは、作成する会社によって「年会費」が掛かります。
これは、実際にクレジットカードを持っているだけで、お金が引き落とされるものです。

一般的にクレジットカードのランクが上がると、年会費も上昇する傾向にあります。

様々な恩恵を受けることが可能なクレジットカードですが、年会費が掛かるカードもあることを理解して起きましょう。

おすすめのクレジットカード一覧

ここまでは、クレジットカードのデメリットを説明致しました。
今まで説明してきた中で、実際に各会社のクレジットカードによって、どれ位の差があるのか気になる方も多いのではないでしょうか?
次に、いくつかのクレジットカード会社を取り上げて、特徴などを説明していきます。

是非、用途に合った最適なカード選びの参考にして頂ければと思います。

楽天カード

楽天カードの特徴

楽天カードマンのCMでお馴染み、「楽天株式会社」が発行しています。インターネットショッピングサイト「楽天市場」、旅行総合サイト「楽天トラベル」など日本でも大きなシェアを誇るサービスを展開する大企業です。
年会費は永年無料。楽天カード最大の魅力は、圧倒的な還元率を誇るポイントプログラム。
楽天市場以外にも、実店舗のスーパーやコンビニでも国際ブランド(JCB、VISA、MasterCard、American Express)のクレジットカードが使えるお店であれば、100円につき1ポイント貯まりますが、楽天市場を利用した場合は通常でポイント4倍。楽天市場のセール時にはポイント10倍となります。
楽天のサービスを頻繁に利用する方にはとてもおすすめのカードです。

楽天カードのスペック

ポイント還元率 100円につき1ポイント(1%)
年会費 永年無料
審査基準 楽天カード入会条件には「満18歳以上の方(主婦、アルバイト、パート、学生も可)※高校生は除く」と記載があるため、比較的容易に発行することが可能です。
発行期間 楽天カードは即日発行ができませんが、最短で3営業日での受け取りが可能です。
キャンペーン 新規入会&利用で5,000ポイントプレゼント

「楽天カード」について詳しくはこちら

楽天プレミアムカード

楽天プレミアムカードの特徴

楽天カードの上位カードが「楽天プレミアムカード」です。
年会費は10,800円(税込)、家族会員の年会費は540円(税込)。利用金額100円あたり1ポイントが貯まるのは楽天カードと同じですが、楽天市場でのポイント還元率が最大5倍になるほか、ETCカードの年会費が無料国内主要空港のラウンジが無料、国外でも1,000ヶ所以上の空港ラウンジを無料で利用できます。また、世界有数のレンタカー「ハーツレンタカー」を優待価格で利用できたり、最高5,000万円まで補償する国内・海外旅行傷害保険を付帯していたりなど旅行好きの方に多くのメリットがあります。

楽天プレミアムカードのスペック

ポイント還元率 1%(100円につき1ポイント)+楽天プレミアムカードによる決済で最大ポイント4倍=最大5%
年会費 10,800円(税込)
審査基準 原則として20歳以上の安定収入のある方
発行期間 申し込み完了から楽天プレミアムカードが自宅に届くまで最短1週間
キャンペーン 新規新規入会&利用で14,000ポイントプレゼント

Yahoo!JAPAN カード

Yahoo!JAPAN カードの特徴

少額な買い物でも利用可能なうえ、金額に応じてTポイントが貯まるのがYahoo! JAPANカードです。
現状では「PayPay」に唯一チャージ可能なカードとなっています。
PayPayと組み合わせるには便利なカードと言えます。Yahoo!JAPAN カードはTカードと一体型で便利、既存のTポイントをまとめることも可能です。

Yahoo!JAPAN カードのスペック

ポイント還元率 1%
年会費 無料
審査基準 ・有効なYahoo!JAPAN IDを持っている
・満18歳以上(高校生を除く)で安定した継続収入がある(本人に収入がなくても配偶者に収入がある)
発行期間 申し込み完了から自宅に届くまで1週間から10日程度
キャンペーン 最大10,000円相当の期間限定Tポイントプレゼント

「Yahoo!JAPANカード」について詳しくはこちら

リクルートカード

リクルートカードの特徴

リクルートグループのサービス(じゃらん、ホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティーなど)を利用している方におすすめなカードです。
リクルート以外のサービスの使用でも1.2%が還元されるため、年会費無料のクレジットカードでは高い還元率です。Pontaなど他のポイントサービスへの交換をする際にもお得なカードです。

リクルートカードのスペック

ポイント還元率 1.2%
年会費 無料
審査基準 18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入がある人(高校生は不可)
年収や職業に関係なく申し込みでき、学生やフリーター、専業主婦でも、家族や配偶者に収入があれば審査に通過する可能性が高いクレジットカードです。
発行期間 申し込み完了から自宅に届くまで1週間程度
キャンペーン 最大6,000円分ポイントプレゼント

「リクルートカード」について詳しくはこちら

三井住友カード

三井住友カードの特徴

日本で初めてVISAカードを発行したと言われる三井住友カード。
初年度は年会費無料、学生の場合は在学中年会費無料となるので安心です。
三井住友カードには「ワールドプレゼント」というポイントプログラムがあり、1,000円につき1ポイント貯まり、1ポイントは5円分相当として使えます
また、電子マネー「iD」「PiTaPa」「WAON」に対応しているというのが大きなメリットと言えるでしょう。

三井住友カードのスペック

ポイント還元率 0.50%~1.00%
年会費 1,350円
審査基準 満18歳以上の方(高校生は除く)
未成年の方は親権者の同意が必要です。
発行期間 申し込み完了から発行まで3営業日
キャンペーン 新規入会および一定額金額の利用で最大7,000円プレゼント

「三井住友カード」について詳しくはこちら

メリット・デメリットを理解してクレジットカードを使いこなそう

いかかでしたでしょうか?

今回はクレジットカードのメリット、デメリットとおすすめのクレジットカードについて説明いたしました。
説明した通り、サービスはクレジットカードによって様々。
自分のライフスタイルに合ったカードを選ぶことが大切です。

現金払いよりも、確実に多くの恩恵を受けられるクレジットカード。
これを機に是非、クレジットカード生活を始めてみるのもいかがでしょうか?

今回の記事が、クレジットカードを使いこなすきっかけになれば幸いです。

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