米国最大の取引所のコインベース(Coinbase)が8月6日、新規トークンの上場検討をしていることをアナウンスしました。Coinbaseは上場を検討中であることをアナウンスして、価格操作やインサイダーが行われることを予防しています。
参照:Coinbase
上場検討中のステーキングトークン8銘柄
検討トークンは、Algorand(ALGO)とCosmos(ATOM)、Dash(DASH)、Decred(DCR)、Matic Network(MATC)、Harmony(ONE), Ontology(ONT)、 Waves(WAVES)の8つです。これらは全てPoS(プルーフ・オブ・ステーク)の形式のトークンです。
PoSは、コインの保有量によって、ブロック生成をできる権利がある人を決定するメカニズムです。これを採用しているブロックチェーンでは、コインを保有するユーザーは報酬を得られることになります。場合によっては少し面倒なセッティングが必要な場合もありますが、平たく言えば、コインを保有しれてれば、そのコインが増える仕組みです。
既にバイナンス(Binance)は開始していますが、取引所のアカウント内でこのステーキングができるようにしている取引所がいくつかあり、コインベースも明らかにそれを目指していると言えるでしょう。コインベースは機関投資家向けのカストディを通して、これを既に実現しています。
PoSトークンの市場規模
「Stakingrewards.com」によると、ステーキングされているPoSトークンの時価総額は約7,000億円にも上ります。
さらに今後、イーサリアムのPoS移行、ポルカドット(Polkadot)やディフィニティ(Dfinity)の大型新興プロジェクトがローンチをすることで、今後ステーキングされているPoSトークンの時価総額がさらに高まることでしょう。
現在の主要なPoSトークンをグラフィックしたものは下記の図です。
出典:Stakingrewards.com
サークル(Circle)社のレポートによると、2019年Q2時点で、ステーキングでロックされているアセットの合計は前四半期比で12%の成長をしています。(参照)
しかしながら、トップ15のステーキングトークンのイールドは7.1%で、 これは前四半期に対して、1.15%のマイナスです。多くのプロトコルは、ステーキングされればされるほど、イールドを下げて新規発行量を抑制するためです。しかし、それでもステーキングをしてユーザーが暗号通貨で報酬を得る新たな方法になることは間違いないでしょう。
もしアカウントに預けているだけで、わずかでも保有暗号通貨が増える取引所とそうでない取引所があった場合、ユーザーがどちらかを選ぶかと言えば答えは明白です。今回のコインベースの上場検討リストは、そういった状況を見据えたリストになっていると言えるでしょう。
国内においては取引所経由でのステーキングはまだ出来ないですが、Sanka Networkはステーキングプロバイダを提供しており、ユーザーは報酬を得ることができます。
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参考
・Coinbase continues to explore support for new digital assets
・2Q19 CRYPTO RETROSPECTIVE
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