リップル社幹部がリブラを「壁に囲まれた庭」と批判
リップル社幹部は仮想通貨リブラを、巨大IT企業がアクセスを限定する「閉鎖システム」と指摘した。

リップル幹部がリブラを批判

リップル社カスタマーサクセス部門の本部長であるMarcus Treacher氏は9月27日のCNBCのインタビューで、フェイスブックの仮想通貨リブラが「壁に囲まれた庭」であると批判した。「壁に囲まれた庭」という表現は、自らアプリやコンテンツを管理するアップルのような巨大IT企業の閉鎖的プラットフォームを意味している。

それに対しリップルのネットワークは「閉鎖的ではない。リップルのネットワークはブロックチェーン技術を利用したい全ての人々にオープンだ。」と説明した。

一方、Treacher氏はフェイスブックが仮想通貨業界に参入したことに関しては「極めて良いこと」としている。フェイスブックは6月中旬にリブラプロジェクトを発表し、お金を低コストで世界中に送金できるようにすることを目指している。プロジェクトを実行する「リブラ協会」には、ビザ、マスターカード、ペイパル、ウーバー、スポティファイを含む27の企業が加盟している。

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