ビットコイン(BTC)はまだ下がる?買い比率は86%越え!

買いに偏りすぎです。世界のカバー先中心地である、ビットフィネックス(Bitfinex)取引所の売買比率は、86%を超えを記録しております。僕の記憶が正しければ、今年最大の比率にまで偏ってきております。

出典:ビットコインLSチェッカー

ビットコイン(BTC)の買いポジションは過去最大級ではないでしょうか3万8,000枚超えとこの短期間で1万4,000枚の増加となっています。この1ヶ月で、およそ112億円相当(1BTC=80万円)の買いが入ったことになります。

ただし、価格はこの1ヶ月下落基調です。買い下がったプレイヤーがいるということでしょう。短期で参入してきたポジションは、短期で逃げていきます。底割れした場合、急激な下落になる可能性があるので注意が必要でしょう。

7,600ドル以上では叩かれる。

BTCUSD1時間足のチャート

BTCUSD1時間足です。日本円にして82万円以上から強く叩かれる場面があります。一部の噂では、まだプラストークンのポンジスキームで得たBTCやETHなどが売りに出ているようで、上値を抑えていると噂されております。(※ プラストークン:中国発祥の過去最大の仮想通貨詐欺のコイン。被害総額は3000億円以上とも言われている。)

今年BTCが150万円をつけた際にも、プラストークン投資のための買いが、市場に貢献していたようで、プラストークン詐欺が発覚してから、下落トレンド入りしたことでもタイミングが合っていると海外のコラムでは紹介されていたほどです。

膿を出し切れていない可能性もあり、プラストークンの回収先のウォレットアドレスから行き着いた先にもまだ解消しきれていないポジションが残っているようです。米系のクリプトファンドとも先日ミーティングする機会があったのですが、彼らもプラストークンからくる売り圧力に警戒を強めていました。

まだ断続的にこの売りは継続する可能性もありますし、下落にベッドするプレイヤーも徐々に増えてくるでしょうから、もう一段安ぐらいはあるのではないでしょうか。年内いっぱいは戻り売りで考えております。

さて、直近の戻りの目安ですが、7,400ドルと7,450ドルのレジスタンスラインになります。日本円で言いますと、80万2,000円と80万8,000円になります。この付近から本日、明日にかけて売り圧力が強まりやすいポイントなので注目しておいてください。特に80万8000円は売りやすいと思いますので、個人的にもショートエントリーするならここからかなっと考えています。

直近ターゲットは75〜6万円です。BTCUSDで言いますと、7,000ドルの節目なので、一旦はこのプライスをそろそろ確認しに行くのではないでしょうか。個人的にはこの1ヶ月間ショートトレードを実施していますが、前述通り、Bitfinexの買いポジション比率が70%を下回らない限り、売りトレードを優先していきたいと考えております。

ビットコイン(BTC)の価格・相場・チャート

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