スマホ決済アプリ「ALIPAY(アリペイ)」を解約(退会)する方法は?事前にしておくべきことは?

中国で生活するには欠かせない決済アプリ「ALIPAY(アリペイ)」。
あらゆる支払いをこのアプリ一つで行えるため、中国への旅行や出張の機会にALIPAYを利用していたという方も多いのではないでしょうか。

非常に便利なアプリなのですが、残念ながら日本国内での日本人による利用には対応していません。(中国本土の方と外国人のサービスが異なるため)
そのため、中国から帰国した方は利用する機会もなくなり、ALIPAYを解約・退会したいと考える方がいらっしゃるかもしれません。

そういった方に向けて、ここではALIPAYの解約・退会の方法及び事前にしておくべきことを解説していきます。
このアプリは日本語に対応していませんが、今回紹介する手順を踏んでいただければスムーズに解約を行えますので参考にしてください。

スマホ決済アプリ「ALIPAY(アリペイ)」の特徴は?

ALIPAYは、2004年12月から中国でサービスを開始しているモバイル決済サービスです。
中国ではクレジットカードがあまり浸透していない代わりに、『銀聯』というデビットカードが多用されていましたが、ALIPAYの登場によって爆発的にモバイル決済が普及しました。
モバイル決済大国と呼ばれるまでに中国が発展したのには、ALIPAYならではの魅力的な特徴が多数あるためです。

実店舗からネットショッピングでの決済に対応しているのはもちろん、公共料金や地下鉄、携帯電話料金や自動販売機に至るまで、あらゆる支払いに対応しています。そのため、財布を一切持ち歩かずにスマホだけで生活をする事が可能です。
また、送金機能や高金利な預金サービス、タクシーの配車などの便利・お得な機能も多数付属しており、単なる決済サービスではなく、生活を支える必須ツールとなっています。

・あらゆる支払いを行える決済サービス
・お年玉やお小遣い、割り勘の徴収などにも利用出来る送金サービス
・銀行よりも高金利な預金サービス

と、様々な要素が複合している点がモバイル決済を発展させたALIPAYのメリットと言えるでしょう。

ALIPAY(アリペイ)を解約(退会)する方法は?

ここからはALIPAYを解約する方法を英語表記にて、解説していきます。

①画面下部のタブから『Me』をタップし、画面右上の『Settings』をタップ。

②『Security Setting』をタップ。

③『Security Center』をタップ。

④安全中心というページに移行したら、画面下部にある赤いマークの『永久注销账号』をタップ。

⑤注意画面が開かれるので『下一步』をタップ。(個人情報や口座情報、取引記録を削除しますが良いですか?という内容です。)

⑥『确认注销』をタップ。

以上で、ALIPAYアカウントを削除することができます。

また、登録して3日以内の場合は削除が行えませんので、3日が経過するのを待ちましょう。

解約(退会)前にしておくべきことは?

アカウントの削除前に、チャージした金額は全額利用しておきましょう。
口座内に残高が残っている場合は削除出来ないようですので、銀行口座に出金・送金などをする必要があります。

銀行口座を持っておらず、クレジットカードでチャージしている方は、知人の方などに送金して口座を空にする以外、解約する方法はありません。
難しいようであれば「解約」は諦めて、クレジットカードの情報を削除するなどの処置を行った後にアプリをアンインストールしましょう。

クレジットカードの削除

①画面下部のタブから『Me』をタップし、『Bank Cards』をタップ。

②登録したカードをタップ。

③右上の歯車マークをタップし、『Delete』をタップ。

④注意事項が表示されるので、『Are you sure to delete』をタップ。

⑤6桁のパスワードを入力。

以上でクレジットカードの情報が削除されます。

また、正式にアカウントを削除した場合も、数日経てば同じ電話番号で登録を行えますので、安心してください。

解約前に問い合わせてみるのも◎

ARIPAYは中国人観光客に向けているのもあって、アプリ内の表記は中国語となっています。
英語表記にする事も可能なのですが、所々中国語で表示されているため、中国語に精通している方以外は操作が難しいかもしれません。
使い方なども全て中国語表記ですので、不明点などがあれば日本法人である『アリババジャパン』へ問い合わせてみるといいでしょう。

ALIPAYは非常に便利なアプリだけあって、日本人が日本国内で利用出来ない点が惜しいポイントですが、中国で利用する場合は生活の約に立ってくれる事、間違いありません。
サービスが展開し、日本人に向けたサービスも提供される可能性は十分にありますので、今後の拡大に期待しましょう!

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