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高金利仮想通貨レンディングのBlockFiによると、5月14日にハッキングを受け半数以下の顧客のメールアドレスや住所などのデータが流出したという。BlockFiユーザーのビットコインやイーサリアムなどの資産は被害を受けておらず、安全としている。

BlockFiハッキングの被害

BlockFiはユーザーが預け入れている仮想通貨をGeminiカストディに委託しているため、今回のハッキングでは一部ユーザーの情報が流出した形となる。

BlockFiによると政府が発行するID、ここではパスポートなどやクライアントライセンスの画像などの機密情報は安全であるとしている。対して半数以下のユーザーのアカウントアクティベート情報や、メールアドレス、住所などが流出してしまったとしている。

 

 BlockFiを語るフィッシングメールに注意

BlockFiのハッキングは、登録ユーザーにメールで詳細が送付されている。BlockFiによると、クライアントやBlockFi Lending LLCの資産は影響をしておらず、危険にもさらされていないという。

だがBlockFiの資産引き出しにはメールを使用した2段回認証が使用されており、メールアドレスはセキュリティに非常に重要な役目をかっている。今回ユーザーはBlockFiを語ったフィッシングメールなどを受信する可能性があるため、不審なメールや不要なログインをメールアドレスからは行わないことが重要だ。

またアカウントアクティビティ情報が流出しており、高額資産をレンディングしているユーザーは物理的な犯罪にも警戒する必要があると言えるだろう。

ホワイトリストと2FAは必ず有効に

BlockFiはローンチ後に大幅なセキュリティ改善を行なっている。中でも仮想通貨取引には100%必要な2段回認証や、出金先を限定するホワイトリストなどだ。

2019年11月のアップデートでBlockFiから出金する際、送金先のアドレスを登録し、出金先を制限するホワイトリストを導入しており、BlockFiユーザーは設定はマストと言えるだろう。

 

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