スマホで決済ができるPayPayは、全国各地のさまざまな店舗で利用できるキャッシュレスサービスです。
PayPayを利用するにはPayPayにお金をチャージする必要がありますが、稀に、なんらかの理由でPayPayにチャージできない現象が発生することがあります。
そこで今回は、PayPayにチャージできないときに考えられる原因や対処法、またチャージを行うときの注意点について紹介していきます。
PayPay(ペイペイ)残高にチャージする方法
PayPayを利用する際は、まずPayPay残高にお金をチャージし、チャージ残高を使って決済を行います。自分で金額を決めてチャージできるので、使い過ぎも防げます。
PayPay残高にお金をチャージする方法としては、以下の方法があります。
PayPay残高にお金をチャージするときの手順は、以下の通りです。
- PayPayのホーム画面にある「チャージ」をタップ
- チャージ方法を選択する
- チャージする金額を入れて「チャージする」をタップ
- チャージ完了
基本的にはどのチャージ方法でも上記の手順で行えますが、現金をチャージするときだけは違う手順になります。
手元にある現金をPayPay(ペイペイ)残高にチャージする方法
手元にある現金をPayPay残高にチャージしたいときは、セブン銀行のATMを利用します。セブン銀行の口座は不要ですので、誰でも利用できますよ。手順は以下の通りです。
- セブン銀行ATMのメニューから「スマートフォンでの取引」を選択
- QRコードが表示される
- PayPay内の「チャージ」をタップ
- メニューから「セブン銀行ATM」をタップしてQRコードを読み取る
- PayPayのアプリに数字が表示されるので、ATMで入力する
- チャージしたい金額を入力する
- ATMに現金を入金する
- チャージ完了
PayPay(ペイペイ)にチャージできないときに考えられる原因と対処方法
PayPayにチャージできないときには、いくつかの原因が考えられます。
ここからは、PayPay残高へのチャージ方法別に、考えられる原因と対処法を見ていきましょう。
銀行口座からチャージできない場合
PayPayは、ゆうちょ銀行やメガバンク、地方銀行などの銀行口座からPayPay残高にチャージすることができます。チャージできない原因として考えられることは3つあります。
銀行口座の残高が足りない
PayPayにチャージしようとしている金額に対して、銀行口座の残高が足りなければチャージはできません。PayPayにチャージできないときは銀行口座の残高を確認してみましょう。
利用可能な金額を超えた
PayPayでは24時間以内にチャージできる金額、30日間にチャージできる金額が決まっています。PayPayが定める利用上限額は、24時間以内に50万円、30日の間に200万円で、この金額を超えた場合は、チャージできなくなります。
また、PayPayが定める上限額以外に、ユーザーが自分で利用可能額を設定することもできます。過去に定めた利用可能金額を超えてチャージしようとした場合もチャージはできませんので、確認してみましょう。
利用可能額の設定確認は以下の手順で行えます。
- PayPayの右下にある「アカウント」をタップ
- メニュー内の「プライバシーとセキュリティ」をタップ
- 「利用可能額の設定」をタップ
- 「支払い」の欄がON(緑色)になっていないか確認
ONの場合は、過去に自分が設定した「1日の利用可能額」と「1ヶ月あたりの利用可能額」が表示されます。
メンテナンスなどで金融機関の営業が停止している
金融機関が定期メンテナンスを行っている間は、PayPayへのチャージができなくなります。PayPayにチャージできないときは、登録している金融機関がメンテナンス中でないかも確認してください。
クレジットカードからチャージできない場合
PayPayでチャージできるクレジットカードは、本人承認サービスに登録済みのYahoo! JAPANカードのみです。それ以外のクレジットカードからは、PayPayへのチャージはできません。
Yahoo! JAPANカードを使っているのにチャージできないという場合は、本人認証ができていない可能性が考えられます。本人認証が完了しているかを確認してみましょう。
ヤフオク!・PayPay(ペイペイ)フリマからチャージできない場合
ヤフオク!やPayPayフリマの売上金をPayPayにチャージできないときは、2つの原因が考えられます。
利用登録ができていない
PayPayに売上金をチャージするためには、PayPayとYahoo!JAPAN IDを連携する必要があります。まずはIDが連携されているかを確認し、できていない場合は連携しましょう。
IDを連携するには、ヤフオク・フリマのマイページ内、売上金の下にある「売上金をPayPayで使う」をタップしてください。
利用上限に達した
銀行口座からのチャージ同様、PayPayではヤフオク!やPayPayフリマにもチャージできる金額の上限があります。24時間以内に50万円、30日の間に200万円のチャージを行った場合、チャージができなくなります。
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いからチャージできない場合
ソフトバンクやワイモバイルを利用している方は、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いからチャージできます。この方法でチャージできないときに考えられる原因は3つあります。
利用可能額に達した
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いは、1ヶ月で利用可能な金額の上限が決められています。
利用可能額は12歳未満で最大2,000円、満20歳未満で最大20,000円、満20歳以上で最大100,000円が上限です。また、ユーザー自身で利用可能額の設定をすることもでき、設定した金額を超えた場合もPayPayへのチャージはできません。
携帯電話料金の支払いができていない
携帯電話料金の支払いが滞っている場合は、まとめて支払いも利用できなくなります。
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いに利用制限がかかっている
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いは、利用制限の設定を行うことができます。以前制限をかけたのを忘れて利用しようとすると、チャージできない現象が起こります。
まとめて支払いの利用制限を確認する手順は以下の通りです。
- My SoftBankにログインする
- 「料金・支払い管理」をタップ
- 「まとめて支払い」をタップ
- 「ご利用可能額などの設定」から「ご利用制限」をタップ
ここで「制限されています」と表示されている場合は、制限を解除することで利用可能になります。
PayPay(ペイペイ)へのチャージで注意するポイント
PayPayのチャージを行うときには、いくつかの注意点があります。
チャージできる金額に上限がある
前述の通り、PayPayのチャージには24時間以内、30日の間でそれぞれチャージ上限が設けられています。また、それとは別にユーザー自身で設定できる利用上限額もあります。
チャージできないときは、まずはチャージ上限に達していないか確認しましょう。
PayPay(ペイペイ)残高とクレジットカードの併用はできない
PayPayにクレジットカードも登録している場合、チャージしている残高が支払金額に足りないときは全額クレジットカードでの支払いになります。
「○○円は残高で、○○円はカードで」という併用もできませんので、クレジットカードを極力使いたくない方は、残高が不足しないよう、決済する前にチャージ残高の金額を確認しておくと良いでしょう。
チャージしたお金の出金には手数料がかかることがある
本人確認ができているPayPayアカウントであれば、チャージしたお金を100円から出金することができます。その際、登録している銀行口座がジャパンネット銀行なら手数料はかかりませんが、ジャパンネット銀行以外の金融機関の場合は手数料が100円かかります。
また出金できるのは、本人確認が済んでから、銀行口座、ヤフオク・フリマの売上金、セブン銀行ATMでチャージした残高のみです。Yahoo! JAPANカードやソフトバンク・ワイモバイルのまとめて支払いでチャージした残高、キャンペーンなどで付与されたポイントは出金できませんので注意しましょう。
PayPay(ペイペイ)にチャージできないときは方法別に原因を確認しよう
今回は、PayPayにチャージできないときの原因や対処法を紹介してきました。
PayPayは複数のチャージ方法があるため、自分が利用するチャージ方法の利用上限や使い方を正しく理解しておく必要があります。
PayPayにチャージできないときは、チャージ方法別に今回紹介したよくある原因を確認してみてくださいね。