デジタル通貨の課題日本銀行の元決済機構局長の山岡浩巳氏が、中銀発行のデジタル通貨(CBDC)の導入には様々な課題があるため、日本が発行する場合、準備に数年かかるとの見解を示した。ロイターが報じた。山岡氏は課題の1つとして、民間銀行の預金から多額の円が出金される可能性があると指摘。その上で、「デジタル円」を実現するには発行する前にこういった様々な課題の対策を講じる必要があると述べている。日銀は先月9日、個人や企業を含む幅広い主体の利用を想定した「一般利用型のCBDC」について取り組み方針を公表した。その後1...
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