eスポーツの株が注目されている理由とは?おすすめ銘柄を紹介

eスポーツはその競技性だけなく、株式としても注目を集めています。
選手として大会に参加したり、eスポーツカフェなどの関連施設を利用する以外にも、株を購入してeスポーツ業界を応援することも可能です。

この記事ではeスポーツ株の魅力と、おすすめの銘柄を紹介します。

eスポーツの株が注目されている理由は?

eスポーツ株に注目が集まっている理由には、以下のようなものが考えられます。
なぜ今eスポーツ株が注目されているのかを、以下を参考にチェックしてみましょう。

市場規模の拡大に期待がされている

eスポーツは今現在発展している市場であるため、将来的にさらなる拡大に期待できます。その将来性が投資家の心理に影響を与え、株式市場で注目を集めていると考えられるでしょう。

KADOKAWA Game Linkageの行った調査によると、日本国内のeスポーツ市場規模は2019年に約61.2億円となりました。これは前年と比較して127%の伸び率となり、多くのプレイヤー・企業の参加があったと考えられます。
同調査の予測によるとeスポーツの市場規模は今後も伸びると考えられていて、2020年には約76億円、2021年には約91億円、2022年には約122億円という数値が提示されています。
こういった予測ができるほど好調な市場であることが、株で注目される理由になるのでしょう。

2024年のパリオリンピックでeスポーツが新しい種目として取り上げられる可能性にも注目されているので、世界規模の影響を踏まえても国内の株式市場での魅力が高まるかもしれません。

最新技術やゲーム機による影響

eスポーツを支えるさまざまな技術やゲーム機の影響も、関連株の注目を集めるきっかけになっています。
例えば、次世代通信規格5Gによって、ゲームのオンライン対戦はさらにスムーズなものになると考えられます。
そのためeスポーツのオンライン大会が、これまで以上に開催されやすくなるかもしれません。

さらに2020年には最新ゲーム機のPlayStation®5も発売し、家庭で高性能なゲームを楽しめるようにもなりました。
PlayStation®5で行えるeスポーツタイトルも今後増えていくと考えられるので、家庭用ゲーム機を軸としたeスポーツが盛り上がっていく可能性もあるでしょう。
こういった技術面での進化も、eスポーツ株の注目を後押しする理由になっています。

新型コロナウィルスによる巣篭もり需要の急増

eスポーツ株への注目理由には、新型コロナウィルスによる巣篭もり需要の急増も関係していると考えられます。
自宅で練習プレイができ、オンラインでの大会も実施されているeスポーツは、コロナ禍による新しい生活様式にも馴染みやすいコンテンツです。

そのためeスポーツ株にも良い影響が集まりやすく、注目度も高まっているのでしょう。実際にコロナ禍になってから、価格を上昇させたeスポーツ関連株はいくつもあります。
そういった実績もあることから、eスポーツ株の注目度は今後も高まると予想できるでしょう。

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eスポーツの株のおすすめ銘柄は?

eスポーツのおすすめ株として紹介できる銘柄には、以下のようなものがあります。
この機会にそれぞれの特徴をチェックして、どのような企業の株に注目が集まっているのか紹介します。

カプコン

国内の有名ゲームメーカーのカプコンは、eスポーツ株の関連銘柄の中でも特におすすめです。
カプコンは2018年より国内のeスポーツ事業に本格参戦していて、世界的に人気の格闘ゲームである「ストリートファイター」を展開するなどその影響力の高さに注目が集まっています。
ストリートファイターは日本eスポーツ連合(JeSU)と連携してプロライセンスを発行したり、賞金の大きな大会を開いたりといった形で積極的に業界に関与しています。

そういったeスポーツと深い関係性を築けている点が、eスポーツ関連株として注目を集めている理由になるでしょう。

サイバーエージェント

サイバーエージェントとは、インターネット広告事業でトップシェアを獲得している有名企業です。
Abema TVなどの展開で知られ、その存在感は株式市場でも注目されています。

そんなサイバーエージェントはeスポーツにも深く関係しています。例えば、2016年から国内最大級のeスポーツ大会「RAGE」を主催して業界の盛り上がりに貢献しています。
2020年にも賞金総額500万円の国内大会「RAGE GBVS 2020 Summer powered by AQUOS」を開催し、eスポーツゲーム「グランブルーファンタジー ヴァーサス」初の公式大会を無事実施しました。

規模の大きな大会を定期的に主催できているその安定感は、eスポーツ株としての注目度も高めることになるでしょう。

ミクシィ

2020年6月に東証一部に昇格したミクシィも、注目を集めるeスポーツ株の1つです。

「モンスターストライク(モンスト)」が国内で大ブームを巻き起こし、日本eスポーツ連合(JeSU)のeスポーツタイトルとして認定されています。
賞金総額1億円のeスポーツ大会「モンストグランプリ2019 アジアチャンピオンシップ」を開催するなど、業界に大きな実績と影響力を持っています。

モンスターストライクはスマホで気軽に遊べる人気アプリであるため、eスポーツに参加しているプレイヤー以外の幅広い層にも浸透しているのが特徴です。
その知名度の高さゆえに、今後一般層にeスポーツの魅力を伝える窓口としても機能するかもしれません。

eスポーツ業界への実績にプラスして、そういった可能性を持っている企業である点も、eスポーツ株として注目される理由になり得るでしょう。

博報堂DY

マーケティング事業を行う博報堂DYも、近年のeスポーツ市場に参加している企業の1つです。

博報堂DYにはeスポーツ事業を手がける部署があり、eスポーツマーケティングを行っています。興行ビジネスを行う立場にあり、今後はサードパーティのイベント作成や支援などをしていくようです。

eスポーツが今後スムーズに世間に浸透していくためには、博報堂DYのような企業の力も重要なものとなるでしょう。今後eスポーツのイベントや大会が国内で広まっていけば、博報堂DYの株はさらに大きな注目を集めるかもしれません。

ソニー

プレイステーションでお馴染みのソニーもまた、eスポーツの関連銘柄に含まれます。
eスポーツの競技タイトルとして定着している数々のゲームを動かすハードウェア供給を役割として、今後もeスポーツを牽引していく企業になるでしょう。

2020年にはプレイステーション4を使ったオンライン大会「PlayStation 4 Tournaments:Open Series」や、プレイステーション4版「Apex Legends」のオンライン大会「PLAY ALIVE 2020 : Apex Legends」を開催するなど、大会イベントへの積極的な参加も見られます。

そういったeスポーツへの参加姿勢が、投資家の目を引くこともあるでしょう。
何よりも新型ゲーム機PlayStation®5の発売があったため、ソニーの株価には今後も注目が集まると考えられます。

コナミホールディングス

日本を代表するゲームメーカーの1つであるコナミも、eスポーツ関連株として注目されています。

自社ゲームソフトの「実況パワフルプロ野球」を使った大会「eBASEBALL プロリーグ」や、日本初の音楽ゲームのeスポーツリーグ「BEMANI PRO LEAGUE」など、多くの企画を動かしていることで知られています。

他にも、eスポーツ界で活躍する人材の育成を行う企業スクール「esports 銀座 school」や、eスポーツの体験型ショールーム「esports 銀座 store」などを運営し、多方面からeスポーツに関わっているのも特徴です。

国内のeスポーツを支える環境作りにも力を入れているコナミは、株式市場でも注目されるでしょう。

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eスポーツは、株式市場から見ても高い魅力を持つコンテンツになっています。

この機会にeスポーツの関連株をチェックして、今後どんな銘柄が高値をつけるのか見てみるのがおすすめです。

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