eスポーツホテルの特徴は?料金や予約方法を紹介

近年はeスポーツの発展にともなって、eスポーツカフェやeスポーツホテルといった関連施設も続々オープンしています。

この記事ではeスポーツホテル「eスポーツホテルeZONe〜電脳空間〜」にスポットを当てて、その魅力や利用方法を確認します。

eスポーツホテルとは?

eスポーツホテルとは、昨今話題となっているeスポーツを楽しめる環境を整えた特化型ホテルです。
通常の宿泊施設に加えて、eスポーツを楽しむためのパソコンやゲーム機などが準備されていて、利用者が自由に使えるのが特徴となっています。
宿泊のついでにeスポーツを楽しみたい方はもちろん、eスポーツの練習に真剣に取り組む環境を求めている方も、eスポーツホテルの利用はおすすめです。

eスポーツのゲームタイトルの中には高性能スペックを備えたパソコンを求めるものもあり、個人が家庭で用意するのは意外と難しいことがあります。
eスポーツのためにどんなパソコンが必要となるのかわからなくなることもあり、初心者にとってはひとつのハードルとなるでしょう。
eスポーツホテルは、そんなeスポーツに興味があるけれど、具体的な行動ができない方を後押しする施設です。
少しでもeスポーツに興味があるのなら、eスポーツホテルは要チェックとなるでしょう。

eスポーツホテルは、主に海外で先行して展開されていました。
台湾では2017年にアジア初のeスポーツホテル「i hotel 電競時租旅館」がオープンし、新しい宿泊施設の形として話題になりました。

一方、日本でも2020年8月に「eスポーツホテルeZONe〜電脳空間〜」が大阪でオープンしています。
国内初のeスポーツホテルとして注目されているeスポーツホテルeZONe〜電脳空間〜は、これからeスポーツを盛り上げるきっかけのひとつになるでしょう。

eスポーツホテルeZONe〜電脳空間〜の宿泊料金は?

eスポーツホテルeZONe〜電脳空間〜は、以下の宿泊料金から利用ができます。

eスポーツホテルeZONe〜電脳空間〜のゲーミングフロアの利用料金

基本料金 250円/時間
4時間 1,000円
8時間 2,000円
12時間 3,000円

ベッドを利用する場合には、上記金額にプラスしてひとりにつき1,000円です。

eスポーツホテルeZONe〜電脳空間〜の宿泊フロアの利用料金

客室 宿泊料金
スタンダードeキャビン 通常4,000円~
プレミアムeキャビン 通常8,000円~
クラブeツイン(PC付き個室) 通常16,000円~
クラブeフォース(PC付き個室) 通常32,000円~
プレミアムeキャビン(女性専用) 通常8,000円~

宿泊が必要となるのか、それともeスポーツ施設を使うだけでいいのかによって、料金が変わってくるでしょう。

eスポーツホテルeZONe〜電脳空間〜は学割も行っていて、小学生〜中学生は100円/時間、高校生は150円/時間、大学生は200円/時間となっています。
学生ならお得に利用することができるので、よりeスポーツホテルが身近なものとなるでしょう。

eスポーツホテルeZONe〜電脳空間〜の貸切利用料金

フロアの貸し切りも可能で、料金はそれぞれ以下のようになっています。

1F(全28席)の場合

利用時間 料金(税込)
3時間 20,250円
6時間 39,000円
12時間 75,000円
24時間 144,000円

2F(全18席)の場合

利用時間 料金(税込)
3時間 12,750円
6時間 24,000円
12時間 45,000円
24時間 84,000円

3F(全26席)の場合

利用時間 料金(税込)
3時間 18,750円
6時間 36,000円
12時間 69,000円
24時間 132,000円

大人数でeスポーツの大会や練習などを行いたい場合にも、eスポーツホテルeZONe〜電脳空間〜は使いやすいでしょう。

eスポーツホテルeZONe〜電脳空間〜は、前払いチャージ制による支払いを行っています。
チェックインか予約時にチャージを行ってから、実際に利用した時間分の料金を支払うのが基本の流れです。
余ったチャージ分は、次回以降の利用に繰り越す形で使います。(チャージした金額の有効期限は、チャージした日から6ヶ月です)

支払い方法にはクレジットカードも利用でき、VISA・MASTER・AMERICAN EXPRESS・JCB・Diners Club・銀聯カードが使えます。
QRコード決済にはPayPayが対応していて、事前に申し込みを行うことで振り込みでの支払いも可能です。

eスポーツホテルeZONe〜電脳空間〜の予約方法

eスポーツホテルeZONe〜電脳空間〜の利用と宿泊予約は、以下の手順で行えます。

  1. eスポーツホテルeZONe〜電脳空間〜の公式サイトで会員登録を行う
  2. ホテルに来館し、受付カウンターでデジタル会員証を提示する
  3. スタッフによる利用者登録を完了させる
  4. 利用分の金額をチャージする
  5. 利用したいPCシートを伝える
  6. 受付カウンターの後方にある端末にデジタル会員証をかざしてチェックイン
  7. PCシートに着席して、ディスプレイ右下のログインフォームに会員登録時に設定したIDとパスワードを入力する

まずは事前ユーザー登録が必要になるので、公式サイトの専用フォームに入力をして登録を行いましょう。

宿泊予約の方法は、公式サイトの「宿泊予約はこちら」をクリックして、「客室プランを予約(空室検索)」から宿泊日時を決定します。

eスポーツホテルeZONe〜電脳空間〜で楽しめるタイトルは?

eスポーツホテルeZONe〜電脳空間〜では、パソコンにインストールされているタイトルを自由に楽しめます。
例えば、「Apex Legrnd」「League of Legends」「Fortnite」などの人気ゲームが利用可能なようです。

パソコンで遊ぶゲーム以外のコンシューマタイトルも、持ち込みで利用可能です。
ホテル内にあるスクリーンを使って遊ぶことも可能になるので、いつもとは違った形でゲームを楽しめます。
貸し出し用の備品も多く、アーケードスティック、ゲームパッド、液晶ペンタブレット、コンデンサーマイク、スピーカー、ビデオカメラレコーダーなどを借りることができます。
必要に応じて貸し出し用の備品を使い、よりeスポーツを楽しめる環境にしてみましょう。

eスポーツホテルeZONe〜電脳空間〜はどこにある?

eスポーツホテルeZONe〜電脳空間〜は、以下の手段からアクセスできます。

住所 〒556-0005
⼤阪府⼤阪市浪速区⽇本橋4丁⽬9ー7
最寄り駅
  • 地下鉄 恵美須町駅 徒歩7分、南海 難波駅 徒歩9分、地下鉄 なんば駅 徒歩10分、近鉄 日本橋駅 徒歩10分
  • 地下鉄(堺筋線)恵美須町駅から徒歩7分
  • 南海(本線・高野線)なんば駅から徒歩9分
  • 地下鉄(御堂筋線)なんば駅から徒歩10分
  • 近鉄(大阪線)日本橋駅から徒歩10分
  • eスポーツホテルeZONe〜電脳空間〜の公式サイトで詳しいアクセスが紹介されているので、初めて訪れる際には事前に確認しておきましょう。

    eスポーツホテルeZONe〜電脳空間〜の施設内について

    eスポーツホテルeZONe〜電脳空間〜は、8階建てのビルの中にさまざまな施設を確保しています。
    それぞれの施設を紹介しますので、特徴を確認してみましょう。

    ゲーミングフロア

    eスポーツホテルeZONe〜電脳空間〜の1〜3F部分は、ハイスペックパソコンを完備したゲーミングフロアとなっています。

    1Fは収容人数がもっとも多いため、eスポーツ大会などでも利用可能なのが特徴です。ゲームのプレイ状況は大型のモニターに映し出されるため、観戦の用途としても楽しめるでしょう。
    将来的にeスポーツがオリンピックの種目になるようなことがあれば、このフロアでみんなで試合を観戦するような楽しみ方もできるかもしれません。

    2Fでは開放的な空間にゲーミングPCが設置され、天井にある8台のモニターでeスポーツ大会の様子を見ることができます。
    Webカメラの貸し出しも利用できるので、eスポーツのプレイを配信するなどの楽しみ方も可能です。

    3Fは個人・団体の両方が利用でき、好きなプレイスタイルでeスポーツの練習ができます。
    自動販売機やシンクの他、フードスペースやコミュニティスペースも用意されているので、仲間同士でゆっくりと会話を楽しむこともできるでしょう。

    宿泊フロア・個室フロア

    eスポーツホテルeZONe〜電脳空間〜の4〜8F部分は、宿泊フロア・個室フロアとして利用されています。
    男性専用客室が78部屋、女性専用室が9部屋の全87部屋が用意されていて、カプセルタイプの客室として宿泊可能です。男女でフロアの階層が異なっているので、安心して寝泊りができるでしょう。

    複数人で宿泊するための個室も3部屋あり、家族や友人で同じ部屋に泊まることもできます。
    クラブeツイン(PC付き個室)には、セミダブルベッドとハイスペックゲーミングPCが2台ずつ完備されています。
    クラブeフォース(PC付き個室)はハイスペックゲーミングPC4台と、2段ベッドが2台の4人分が用意されています。
    eスポーツのための合宿などを行う場合には、個室を予約することもおすすめです。

    ちなみにルームサービスはありませんが飲食物の持ち込みは可能なので、必要に応じて外で買い物などをしておくのがポイントです。

    マルチユーズフロア

    eスポーツホテルeZONe〜電脳空間〜のB1F部分は、24時間利用できるマルチユーズフロアになっています。
    シャワーや洗濯設備が整っているので、長期間の宿泊利用にも安心です。
    こちらのシャワーは男性専用となっており、女性専用のシャワールームは女性専用フロアと同じ階に設置されています。

    eスポーツホテルに泊まってみよう!

    多額の賞金が設定されるeスポーツ大会も増えてきているため、本格的にeスポーツを練習できる環境の需要は高まってきています。
    eスポーツホテルeZONe〜電脳空間〜のような特化型ホテルは、今後も全国に広まっていくかもしれません。

    この機会にeスポーツホテルの特徴をチェックして、ぜひ利用を検討してみてください。

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