3月に入り、日に日に暖かくなってきました。そろそろ冬服と春服の衣替えの季節です。
男性は薄手のシャツやセーター、春夏用のパンツ、女性はブラウスやスカートなどを着る機会が増える方もいるでしょう。しかし、久しぶりに洋服を引っ張り出してみると、思っていたよりしわくちゃになっていたり、折り目がしっかりついていることも少なくありません。
そういうときは、簡単ですぐにシワが伸ばせるハンディスチーマーが1台あると便利です。
春はアウターを着る機会も減るため、服のシワがより目立ちます。旅先や出張にも持ち運べるハンディスチーマーがあれば、どこにいてもピンとシワを伸ばした服で出かけられます。
今回は、これからの季節に役立つハンディスチーマー「S-Nomad」を実際に使い、レビューします。
フランス発のハンディスチーマーS-Nomad
S-Nomadを製作しているSteamOneは、2010年にフランスで設立された衣類スチーマーメーカー。SteamOneの製品技術の高さから、多くのアパレルメーカーが業務用衣類スチーマーを利用しています。
そしてS-Nomadは、SteamOneが業務用衣類スチーマーで培った技術とノウハウを用いて開発した、スタイリッシュでコンパクトなデザインの衣類用ハンディスチーマーです。
フランスのメーカーということもあり、デザインに家電っぽさがなくてシンプルなのも特徴。部屋に置いても違和感がないと好評です。
さっそく使ってみましょう。
S-Nomadでシャツのシワを伸ばしてみる
S-Nomadの箱の中にはスチーマー本体、持ち運び用ポーチ、吸盤ハンガーフック、アタッチメントのブラシ、ボトルコネクターなどが入っています。
準備:専用ボトルに水を注ぐ
まずは専用のボトルに水を入れます。
水は140mlの専用ボトルで最大8分間のスチーム噴射が可能。大きな衣類や厚手のものをスチームする場合は、ボトルを500mlのペットボトルなどに付け替えてもOKです。(専用のボトルコネクターを使用)
本体から外し、蓋を開けて水を入れ、セット。
電源ボタンを押して起動。立ち上がりは45秒でランプ点滅が点灯になったらすぐに使えます。
電源ON!スチームを噴射
S-NomadのモードはMaxモードとEcoモードの2種類あり、立ち上げ時はMaxモードになっていて、もう一度ボタンを押すとEcoモードに切り替わります。
スチームの噴射は本体のトリガーを引くだけ。
機種によってはボタンを押し続けている間だけスチームが出るものもありますが、変に力を入れてしまうため疲れやすいのが難点。
しかし、S-Nomadは電源が入っている間は自動的にロックされ、トリガーを引く・離すことでスチームをコントロールできるため使いやすいのが特徴です。重さも1kg未満なのでそこまで負担になりません。
スチーマーを数秒あててみました。左は何もしていない状態、右がスチーマー後です。
S-Nomadの効果が一目瞭然です。
使い方のコツは、ハンガーが動かないように固定し、衣類を軽く引っぱりシワを広げながら使うこと。スチームヘッドをあて上下に撫でるように動かすと良いでしょう。
S-Nomadはさまざまなタイプの生地にも対応
さらにS-Nomadは、シャツやジャケット、コート、スカートなどだけでなくダウンジャケットからセーター、デニム、毛皮、サテンのような柔らかい生地までさまざまなタイプに使うことができます。
ジャケットなど厚手の生地用ブラシも付属しているため、1台あればどの季節の衣類にも対応できて困ることはないでしょう。
S-Nomadを使うと、簡単で満足な仕上がりに!
今回、ハンディスチーマーというものを初めて使ってみましたが、S-Nomadはとても簡単なのに大満足の仕上がりになりました。
一枚一枚アイロンを掛けるのは手間ですが、ハンディスチーマーなら出かける直前でもすぐにシワが伸ばせるので、急いでいるときにもとても便利です。
デザインもシンプルなため部屋においていてもインテリアのじゃまにならないのも魅力。カラーは黒と白から選べます。
持ち運びもできる大きさなので、旅行や出張の機会が多い方にもおすすめです。
これからだんだんと薄着になる季節、家にハンディスチーマーが1台持っておいて損はないでしょう。