山口県でAI乗り合いタクシーの実証実験山口第一交通の子会社が実施へ

ガブうまハムカツ

タクシー事業などを展開する山口第一交通グループの子会社であるREAといさむや第一交通が、AI乗り合いタクシーサービス「Noruuu(ノルー)」の実証実験を開始します。

1. 地方の交通インフラを活性化へ

地方の交通インフラを活性化へ

以下、プレスリリースより引用。

山口第一交通グループ(本社：山口県下関市、代表取締役社長：坂田和美)の、子会社である株式会社REA(本社：東京都中央区、代表取締役：坂田敬次郎、以下 REA)と、いさむや第一交通(本社：山口県山口市、代表取締役社長：坂田和美、以下いさむや第一交通)は、地方の交通インフラを活性化するために、山口市内で配車アプリ(電話も可)で予約ができる、AI乗り合いタクシーサービス「Noruuu(ノルー)」の実証実験を行ないます。

サービスサイト：https://noruuu.jp/

実証実験内容

日時：4月1日(月)～4月26日(金)の平日限定
時間：10時00分～17時00分
場所：山口市、湯田温泉駅半径3km圏内

「移動で人々を幸せにする」をミッションとした、IT活用して、好きな時間に、好きな場所に外出できる、所謂「オンデマンド型」の運行です。交通インフラが脆弱な地方のために、立ち上げた外出機会を増やすサービスです。

特徴(1)乗り合いサービス

当社のサービスにユーザーが乗車場所、降車場所、時間を指定することで、システムが自動的に計算し、最適な車両がお迎えに上がります。(電話かアプリでも呼ぶことができます)
通常のタクシーと違う点は、複数人で乗りあうことです。それにより、利用者が低価格で利用でき、より気軽に外出できることです。

特徴(2)オンデマンド

路線バスのように、時間と場所に縛りはなく、好きな時間に、好きな場所まで移動できるサービスです。(タクシーと路線バスを掛け合わせたサービスです。)
オンデマンドのためドア・ツー・ドアの移動が可能になり、最寄のバス停や駅まで行くのも大変だった方々の外出頻度が高まります。

特徴(3)1運行200円

実験範囲内の移動であれば1運行200円と格安です。なぜなら、利用者からの運賃ではなく、企業からの広告収入で、収益を上げるビジネスモデルだからです。車内にタブレットを設置し、ご協力頂いている企業様の動画広告を常時配信します。また、車内でクーポン券の配布も行い、利用者の来店機会を創出します。

ご協力頂いている事業者様

1)マックスバリュ西日本株式会社
(平河店・吉敷店)

2)コープやまぐち
(コープこことどうもん店・コープここといずみ店)

3)スリーエススポーツプラザ
(吉敷店)

4)スポーツクラブNAP

ちなみに、上記6店舗には、予約ができるタブレットやサービス内容が分かるチラシなどの設置や、従業員が利用者にタブレットの利用方法などの説明も行ないます。

実証実験の想い

我々は、“移動”と“人の幸せ”は、相関すると考えています。
人は移動が出来なくなると、毎日が退屈になり、精神的に不健康になっていきます。
特に地方では、高齢者の免許返納や、公共交通機関の縮小などによって、外出が困難だと感じる人々が増加してきています。
また昨今、インバウンドの増加に伴い、2次交通の重要性が高まっております。
そんな中、我々は「移動で人々を幸せにする」という、ミッションのもと、移動が出来やすい今回のサービスの開発に取り組んでいます。