ビットコイン・イーサリアム・XRPが同時反発。暗号資産市場に買い戻しの兆し?
この記事でわかること
2026年2月初旬、ビットコイン、イーサリアム、XRPといった主要暗号資産が同時に反発する動きを見せています。
2026年2月10〜12日に香港で開催される「Consensus Hong Kong 2026」を前に、機関投資家による買い戻しが観測されていることが、市場心理を下支えしている可能性があります。
今回の反発は、年初来安値からの一時的なリバウンドなのか、それとも中期的なトレンド転換の兆しか。公開情報と市場データをもとに、現在の暗号資産市場の温度感を整理します。
今後の値動きを注視するうえでは、価格そのものだけでなく、どのような取引環境で市場に向き合うかも重要になります。
特に、制度面やセキュリティが整った国内取引所を把握しておくことは、相場の変化に備えるうえでの前提条件といえるでしょう。
3つの重要ポイント
- 主要3通貨が同時に反発
ビットコインは7万ドル前後で推移し、イーサリアムも調整局面から持ち直しの動きが見られます。XRPは短期的に大きな値幅を伴う上昇が確認されました。 - Consensus Hong Kong 2026への期待
規制の明確化や機関投資家の参入を巡る議論への期待が、市場心理の改善につながっていると考えられます。 - 年末15万ドル観測の背景
Bernsteinは2026年末のビットコイン価格を15万ドルとする分析を示していますが、これは一定の前提条件に基づくシナリオです。
2026年2月の暗号資産市場:同時上昇の実態
主要3通貨の価格動向
2026年2月9日時点の暗号資産市場は、次のような水準で推移しています。
| 通貨 | 価格水準(USD) | 直近の動き | 日本円換算(目安) |
|---|---|---|---|
| ビットコイン(BTC) | 約70,000ドル前後 | プラス圏で推移 | 約1,090万円前後 |
| イーサリアム(ETH) | 約2,100ドル前後 | 下落後の持ち直し | 約33万円前後 |
| XRP | 約1.6ドル前後 | 短期的に大幅上昇 | 約250円前後 |
※価格は取引所や時間帯により変動します
週初(2月3日)に年初来安値圏を付けた後、主要通貨には揃って買い戻しが入る展開となりました
特にXRPは短期間で大きな値動きが見られましたが、ETF観測など個別材料の影響が大きい可能性があり、持続性については注意が必要です。
イーサリアムも1月末の調整局面から反発し、短期的な戻りを試す動きが確認されています。
市場全体の温度感:Fear & Greed Index「14(極度の恐怖)」
投資家心理を示すFear & Greed Indexは、現在14(極度の恐怖)を示しています。
- 総時価総額:約2.5兆ドル前後
- 24時間取引高:約1,000億ドル前後
- ビットコイン・ドミナンス:約57%
過去の傾向では、指数が極端に低い局面は長期投資家の参入が増えやすい一方で、短期的には値動きが不安定になりやすい点も指摘されています。
Consensus Hong Kong 2026:市場の転換点となるか
アジア最大級のWeb3カンファレンス
開催概要
- 日程:2026年2月10〜12日
- 会場:香港コンベンション&エキシビションセンター
- 参加者:15,000人超(100カ国以上)
Consensus Hong Kongは、CoinDeskが主催する国際的なWeb3カンファレンスで、アジアにおける制度・投資・技術を横断的に議論する場として定着しつつあります。
主な議題
- 機関投資家の制度的参入
- DeFiと伝統金融の接続
- ステーブルコイン規制
- RWA(現実資産)のトークン化
- AI・ロボティクスとの融合
- 各国の規制明確化(香港、欧州、米国など)
特に規制の透明性と制度的採用に関する議論は、市場心理を左右する要素として注目されています。
年末15万ドル観測の根拠:Bernsteinの分析
市場構造の変化に関する見方
投資銀行Bernsteinは、2026年末のビットコイン価格を150,000ドルとする分析を公表しています。
主な論拠として挙げられているのは次の点です。
- 現物ETF承認以降、機関投資家による長期保有が増えているとの見方
- 下落局面でもETFからの資金流出が比較的限定的とする分析
- トークン化市場の拡大を中長期的な成長要因と位置づけている点
※ETF資金動向は公開レポートに基づく分析であり、将来を保証するものではありません。
こうした要因から、機関投資家の買いが市場の下支えになりつつあるとの見方が一部で広がっています。
専門家の見解:強気・弱気の分岐点
強気シナリオとして考えられる要素
- 規制の明確化が進展する場合
- 機関投資家の買い支えが継続する場合
- マクロ環境が改善する場合(金融緩和期待など)
注意すべきリスク要因
- 規制強化が想定以上に厳しくなる可能性
- 地政学リスクの再燃
- テクニカル指標が過熱圏に近づく局面
現時点では、方向感を断定できる段階ではなく、イベント通過後の市場反応を見極める局面と整理できます。
初心者向け投資戦略:リスク管理を最優先に
国内取引所を利用する意義
日本では金融庁登録業者を通じた取引が制度的に整備されています。
海外規制リスクを踏まえると、まずは国内取引所を利用する選択が無難と考えられます。
リスク管理の基本
- 余剰資金で運用する
- 複数銘柄・資産クラスに分散する
- 短期の値動きに振り回されず、長期視点で判断する
国内で選ばれている仮想通貨取引所(タイプ別)
少額から試したい仮想通貨が初めての方
手数料を抑えたい人
- SBI VCトレード:入出金・送金手数料が原則無料
アルトコインを幅広く触りたい人
【詳細比較】国内主要仮想通貨取引所6社
BitTrade(ビットトレード)
国内最多クラスの取扱銘柄数|少額取引に強み

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大手金融グループ運営|コスト重視派に人気

Coincheck(コインチェック)
初心者に人気のアプリ重視型取引所

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よくある質問(Q&A)
Q1. ビットコインの2026年の価格はいくらになる予想ですか?
Bernsteinは2026年末に150,000ドル(約2,337万円)、楽天証券はピーク18万ドル・年末9万ドルと予測しています。ただし、規制整備や機関投資家の動向により変動する可能性があります。
Q2. イーサリアムが上がった理由は何ですか?
2026年2月の上昇は、Consensus Hong Kong 2026への期待、DeFi・NFT分野の回復、スタンダードチャータード銀行の強気予測(年末7,500ドル)が背景にあります。また、Dencunアップグレードによる手数料削減(最大90%)も長期的な追い風です。
Q3. XRPは今後どこまで上がりますか?
XRP ETFの承認観測や、Ripple社の国際送金ネットワーク拡大が材料視されています。短期的には1.60〜1.90ドルのレンジ、中期的には2.00ドル突破の可能性も指摘されています。
まとめ:買い戻しの動きは「転換点」か
2026年2月初旬の主要暗号資産の反発は、Consensus Hong Kong 2026を前にした期待感と、投資家心理の改善が重なった結果と考えられます。
ただし、これは本格的な上昇トレンドへの転換を断定できる局面ではありません。
イベント後の規制動向や資金フローを冷静に確認しつつ、リスク管理を徹底した対応が求められます。
免責事項
本記事は情報提供を目的としており、投資助言ではありません。暗号資産投資には価格変動リスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
出典・参考文献
- Consensus Hong Kong 2026公式サイト: https://consensus-hongkong.coindesk.com/
- CoinDesk Japan: https://www.coindesk.com/ja/policy/2026/02/08/previewing-policy-at-consensus-hong-kong-2026-state-of-crypto
- CoinGecko: https://www.coingecko.com
- Alternative.me: https://alternative.me/crypto/fear-and-greed-index/
- Binance Square: https://www.binance.com/ja/square/post/02-05-2026-consensus-hong-kong-2026-key-agenda-highlights-36034129845186
- 大和総研: https://www.dir.co.jp/report/research/law-research/tax/20260206_025575.html
- Cryptact: https://www.cryptact.com/blog/crypto-tax-rivision-2026-points
- SBI証券: https://go.sbisec.co.jp/media/report/otccfd_report/otccfd_report_260205.html
- Minkabu: https://cc.minkabu.jp/column/5025
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