楽天証券の楽ラップを解約する方法や解約手数料は?解約前に気をつけたいポイントとは

楽ラップをもう使わないと思い、解約しようと考えている人もいると思います。しかし、いざ解約しようと思っても解約方法が分からなかったり、解約することによってどのような手続きが発生するか分からないものです。
そこで今回は、楽ラップの解約方法について解説します。最後に、楽ラップ以外でおすすめのロボアドバイザーを紹介しているので参考にしてみてください。

ロボアドバイザーで資産運用!「楽ラップ」の特徴、登録方法、使い方を解説!

楽ラップの解約代金とは?

楽ラップには、一部を解約する『減額』と完全に楽ラップをやめる『解約』があります。1つずつ解説していきます。

一部解約をする(減額)

新規申込に伴う運用開始日の翌々月から、投資資金の一部を換金(減額)することができます。
減額は、減額後の金額が10万円を下回らない範囲で1万円から申込むことが可能です。減額の手続きは、申込を受け付けた翌営業日から開始でき、減額金額は、原則として10営業日以内に証券総合口座に自動的に入金されるので確認しましょう。ただし、ファンドの休業日などによっては10営業日を越えることがあります。

注意点としては、減額申込による強制解約が発生する場合があるということです。減額のお申込み後に、相場の変動や手数料・税金などの支払いによって、お預かり資産が所定の金額(5万円)を下回り、運用の継続が困難であると判断される場合には、ファンドの解約および手数料の精算を行ったうえで、契約を解約することがあります。

楽ラップをやめる(解約)

新規申込に伴う運用開始日の翌々月から、楽ラップの投資資金の全部を換金して楽ラップを解約することが可能です。
解約の手続きは申込を受け付けた翌営業日から開始され、解約金額は原則として10営業日以内に証券総合口座に自動的に入金されます。ただし、ファンドの休業日などによっては10営業日を越えることがあります。積立も解除されるので解約する際には事前に確認しておいてください。

個別ファンドの売却の約定後、代金の受渡しに5営業日程度の時間がかかる場合があります。手数料等の計算・精算は、全ファンドの受渡完了後に行われ、手数料などは楽ラップの契約資産から支払い・払い戻しが行われるので確認しましょう。

楽ラップの解約はいつでもできる?解約前に注意するべきポイント

楽ラップの解約は、当初運用開始日(新規契約締結日の翌営業日)の翌月最終営業日15時以降であればいつでも解約することが可能です。解約の手続きは自分で行う必要がありますが、ウェブ画面で簡単に行えるので安心してください。

楽ラップの解約は手数料、違約金はかかる?

楽ラップを解約したとしても手数料や違約金は発生しません。ただし、成功報酬併用型の手数料コースを選択している場合に限り、運用成果によって解約時に成功報酬がかかってしまうので注意が必要です。

楽ラップの運用で利益が出れば税金がかかる

楽ラップの解約代金は、全運用資産(投資していた投資信託)の売却代金に対して、楽ラップの手数料の調整部分が加算・減算されます。またご契約口座によっては、運用益に応じて銘柄ごとに税金の徴収が行われ、証券総合口座への入金直前に確定します。解約申込時の評価額の合計とは異なりますので、事前に理解しておきましょう。

楽ラップの解約方法は?

楽ラップを解約するには2つの方法があります

PCサイトから解約する場合

楽ラップにログインできたら『楽ラップ・トップ』の資産合計欄の右にある『解約申込』を選択してください。そこから手続きすることができます。

スマートフォンサイトから解約する場合

楽ラップにログインできたら、ホーム画面の右上にある『メニュー』から『楽ラップ』を選んでください。その後、資産合計欄下にある『注文』から『解約』を選択して手続きしましょう。

楽ラップ以外のおすすめロボアドバイザー

では、楽ラップを解約したあとにおすすめのロボアドバイザーを2つ紹介します。

WealthNavi(ウェルスナビ)

ロボアドバイザーと聞いて、最も思い浮かぶのがウェルスナビです。今までの実績や安定感の高さから非常に高い人気を誇っています。ロボアドバイザーを始めたのはウェルスナビからという人も多く、これからも期待されているロボアドバイザーです。

サービスが開始されてから2年強で預かり資産1,000億円を突破するなど、多くの投資家が利用しています。数あるロボアドバイザーの中でも預かり資産、運用者数ともに1位を誇っており、朝日新聞やNHKなどさまざまなメディアにも取り上げられています。

ロボアドバイザーの中で、初めてテレビCMをスタートさせていますし、自信を持っておすすめできる有名なロボアドバイザーと言えるでしょう。そんなウェルスナビのメリットは以下のようなものがあります。

すべて自動で運用してくれる

これは非常に大きなメリットになります。 全自動運用による手軽さは非常に便利です。 スタートはもちろんのこと、リバランス(ポートフォリオの組み直し)も自動的にやってくれます。証券会社などに委任すると手数料が高くつきますし、やり取りも面倒ですからウェルスナビがおすすめです。

ちなみに、『ロボアドバイザー=自動運用』という認識をしている人も多いですが、実際に自動運用してくれるのはウェルスナビのような『投資一任型』という種類のロボアドバイザーだけになります。

手数料がシンプルで、長期割もあり

手数料がシンプルで分かりやすく、利用手数料は年率1% です。実際は、これに信託報酬という手数料が別途0.11~0.14%ほどかかりますが、3,000万円以上の金額については利用手数料が年率0.5%とさらに安くなります。
また、余計な手数料もありませんし、初心者が自動運用するなら非常に安いといえます。50万円以上投資できる方には、『長期割』サービスがあり、半年ごとに0.01%ずつ、最大0.9%まで手数料が下がります。

過去の利回り実績でロボアドバイザーNo.1!

ウェルスナビは、過去の利回り実績がトップという安心感があります。最大で20%前後のプラス実績も出ているので、実績と運用ノウハウの優れたロボアドバイザーです。

THEO(テオ)

テオはサービス開始が2016年の2月と、国内ロボアドバイザーの中では一番早くスタートしたサービスです。
1万円から始められるのが一番の特徴で、他のロボアドバイザーは10万円からというところも多く、初心者でも安心して始めることができます。

手数料は3,000万円までが年1%、3,000万円を超えた金額は0.5%と非常に分かりやすく、大手のSBI証券・住信SBIネット銀行ともコラボしているので信頼度も非常に高いです。
投資先資産のポートフォリオが非常に豊富で、世界86の国・地域にわるバリエーションは、最終的に投資対象が11,000銘柄以上となっています。スマホアプリも実装しているので使いやすさも抜群です。

楽ラップの不明点は解約前に問い合わせてみよう

楽ラップの解約自体は非常に簡単に手続きできます。手数料や違約金なども発生しませんので安心してください。もし、解約の流れなどに不明な点があれば問い合わせてみましょう。自分の知識だけで手続きをして失敗して後悔しないように、分からないことがあれば問い合わせる習慣を付けましょう。

おすすめの記事