米ホワイトハウスは3月5日、公式Xで「MAGA 」との文言とともに、ポケモンの新作スピンオフ「Pokémon Pokopia」を想起させるゲーム風画像を投稿しました。画像には「Make America Great Again」の文字が重ねられており、公開後まもなくSNS上で拡散しました。
問題となった画像は、「Pokémon Pokopia」のロゴ調デザインを再現するファンメイドのフォントジェネレーターを用いて作成されたとみられています。
ゲームの発売週というタイミングで、ホワイトハウスがポケモン風の意匠を政治的メッセージに用いたことで、ネット上ではその使い方を疑問視する声が広がりました。
ポケモン社、政治利用巡る投稿に異議表明

これに対し、ポケモン社は関連するソーシャルコンテンツについて認識しているとコメントしました。報道によると、同社は自社ブランドに関連するイメージが政治ミームに使われたことに異議を示しており、今回の投稿との距離を明確にしています。
今回の投稿は、米政権がゲームやネットカルチャーの表現を政治発信に取り込む流れの一つとしても受け止められています。周辺報道では、国土安全保障省を含む政府機関が過去にもポケモンを想起させる表現を使った事例があったとされており、支持層への訴求やSNS上での拡散力を意識した運用の延長線上にあるとみられます。
一方で、世界的な知名度を持つコンテンツの意匠を政治文脈に持ち込む手法は、企業側のブランド管理や知的財産の扱いを巡る論点も呼び込みます。
今回のケースでは、ポケモン社が早い段階で反応を示したことで、単なるネットミームではなく、企業ブランドと政治利用の線引きが問われる構図がより鮮明になりました。
ホワイトハウス側がこの投稿の制作経緯や意図について追加説明を行うのか、またポケモン社が今後さらに対応を進めるのかが次の注目点になりそうです。
参考元:nytimes
画像:shutterstock
