- WealthfrontがCoinbaseアカウントと統合
- 米大手投資コンサルタント企業Wealthfrontが、米大手仮想通貨取引所Coinbaseのアカウントとの統合を公式ブログより発表。Coinbaseに口座を持つクライアントは自身の暗号資産の追跡が可能になるという。また、そのような新たな資産クラスのデータを収集することによる資産運用パフォーマンスの向上が期待されている。
投資コンサルタントがCoinbaseアカウントと統合
ロボ・アドバイザーで知られ、約110億ドルの資金を管理している投資コンサルタント企業Wealthfrontが、米大手仮想通貨取引所Coinbaseのアカウントと統合することが、同社の公式ブログより発表された。
今回の統合により、Coinbaseにアカウントを持つWealthfrontのクライアントは自身の仮想通貨(暗号資産)の追跡が可能になるという。
それにより、自動化された手段での暗号資産管理が可能となる予定であり、それは多くの顧客からの要望に応えたものだと述べられている。
また、同発表によると、現在Wealthfrontが扱っている株式や天然資源、債券といったETFに加え、仮想通貨といった新たな資産クラスのデータを扱うことによりさらなる資産運用のパフォーマンス向上が見込めるとされる。
Wealthfrontは、そのような様々な資産クラスからのデータ収集は、より大きい視野での資産運用に欠かせないとしており、非常に重要な点であると強調している。
先月、ウォール街のメガバンク=モルガン・スタンレーは仮想通貨に関する独自の調査結果を公開し、ビットコインを機関投資家向けの新たな資産クラスと位置付けをした。
今後も、ビットコインをはじめとする仮想通貨が資産クラスとして、どのように機関投資家などに重要視されていくか見逃せないと言える。
最近のCoinbaseの動向
Coinbaseは、直近ウォレットのセキュリティ向上のためとして大規模な資金移動を行なったと明らかにした。
移動させた資金は主に、ビットコイン、イーサリアム、そしてライトコインといった通貨であり、その総額はおよそ50億ドル(≒5620億円=12月7日の相場)相当であったことがCoinbaseにより公表されている。
また、その他の動きとして、18日には、ビットコインやイーサリアムを含む6つの銘柄通貨を対象とした仮想通貨交換サービス『コンバート』も開始が発表された。
それにより、新たな仮想通貨銘柄を買う際に他の仮想通貨を法定通貨に換金してから再度仮想通貨に交換し直す必要はなくなるという。
そのように積極的な動きを展開するCoinbaseは、今後の動きも非常に注目されるものとなるだろう。
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