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テザー社と同様にイーサリアム上でUSDにペッグするステーブルコインPAXを発行するPaxosは、ニューヨーク州金融監督局により承認されたイーサリアムベースの”1トロイオンスにペッグするPAXG”をローンチ。ゴールド投資家の仮想通貨への参入を狙う。

出典:https://www.dfs.ny.gov/reports_and_publications/press_releases/pr1909051

 

ゴールド現物に裏付けされた仮想通貨

PAXGのゴールド仮想通貨は、米国の警備企業でニューヨーク証券取引所に上場(BCO)しており、S&P400のインデックスにも名を連ねるBrink’sのロンドン金庫にて現物が保管される。

Paxos CEO Chad Cascarilla氏によると、

 

「(PAXGは)金融商品を示すのではなく、本物の法的所有権だ。イーサリアム上でゴールドを手軽に送金、分割ができるようになった」

 

とCoindeskの取材に述べている。

 

ゴールド現物での買戻しも可能

さらにPAXGの特徴として、1トークンは1トロイオンスゴールドに比例。つまり、9月6日現時点では162,500円となる。またニューヨークの金属販売業者のBullion Exchangesなどの提携により、ゴールド現物に交換することも可能だ。

Cascarilla氏によると、

 

「今後Paxosは各国の金属販売業者との提携を行い、PASGを保有しているユーザーがロンドンやニューヨークにいなくとも本物のゴールドと交換できるようにサービスを拡大する」

 

としている。

 

PAXGのレンディングサービス

米国のリセッション警戒や、米中貿易戦争による中国の人民元操作などにより、ゴールド価格は約6年ぶりに市場最高値を更新し、165,200円を記録した。安定資産であるゴールドの需要が高まる一方、ドルや国債などのように金利が発生しない。

対してPAXGはレンディングサービスのSALTと定形し、PAXGのレンディングを開始、つまり、ゴールドで金利を得ることができるのだ。Paxosはイーサリアムの利便性と、既存のゴールドカストディや販売所と定形していくことで、ゴールド投資家やトレーダーなどの仮想通貨への参入を画策している。

 

 

参考:Paxos Launches Gold-Backed Cryptocurrency

 

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