アサヒビール、食べられるコップを飲食店などで試験展開

アサヒビールが丸繁製菓と共同開発した食べられるコップ「もぐカップ」を、2020年11月16日(月)より、都内の会員型コワーキングスペース、飲食店でテスト展開を実施する。

国産でん粉を使ったサステナブルなコップ

「もぐカップ」は、国産のじゃがいもでん粉を原料とした飲料容器だ。
高温高圧で原料を焼き固めることで耐水性を向上させ、液体が漏れにくい仕様に。容器には味付けがされており、味はプレーン、えびせん、チョコレートの3種類で、サイズはS(50ml)・M(100ml)・L(200ml)を取り揃えている。

本商品は、都内の会員型コワーキングスペース「point 0 marunouchi(ポイントゼロ マルノウチ)」において、施設の利用者にさまざまなドリンクとの組み合わせ、実際に使用した際の使用感や耐水性を体験してもらうという。

さらに、「point 0 marunouchi」内のカフェ「BERTH COFFEE」、天王洲の複合施設「TENNOZ Rim」内の飲食店「KITEN TOKYO」では、「もぐカップ」と食べられるスプーン「PACOON(パクーン)」を使用した「全部食べられるアフォガード」「カップまで食べられる季節のフルーツ気まぐれパフェ」を提供する。

近年、使い捨てプラスチック問題に関心が集まる中、アサヒビールでは「もぐカップ」を展開することで「使い捨て容器」から「使い食べ容器」という新しい食のライフスタイルを提案していく。

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