ユニ・チャームが2021年5月6日(木)、ベビーテック企業のファーストアセントへ出資し、赤ちゃんの健やかな育成環境の実現を加速させていくことに合意したことを発表した。
赤ちゃんの泣き声に基づいた商品開発へ
©ファーストアセント
ファーストアセントは、赤ちゃんの泣き声、睡眠といったデータから感情、体調を予測するAI・IoTの開発が強みのベビーテックベンチャー。
育児記録を父親と母親で共有し、赤ちゃんの成長を確認できるアプリ「パパっと育児@赤ちゃん手帳」のほか、赤ちゃん2万人以上の泣き声をもとにアルゴリズムを構築し、赤ちゃんの欲求に対して正答率が80%以上に達するデバイス「CryAnalyzer Auto」を手がけている。
なお、「CryAnalyzer Auto」は、世界最大のテクノロジー見本市「CES22020」に出展され、スマートホーム部門「Innovation Awards」を受賞した。
今回の出資により2社は「赤ちゃんの健やかな育成環境」の実現に向け、赤ちゃんの泣き声の分析に基づいた紙おむつの開発、子育て支援サービスの拡充を行っていくとしている。