カーシェアで電気自動車に乗れるおすすめサービス5選

日本でも自動車の電動化が進んでいます。電気自動車についての話題を耳にする機会が頻繁になると、まずは試しに運転をしてみて、乗り心地を体感してみたくなるものです。カーシェアであれば、電気自動車を気軽に利用できますので、おすすめのサービスを紹介します。

カーシェアで電気自動車に乗れるサービスはどれ?

カーシェアで電気自動車に乗れるサービスはどれ?
大手のカーシェアサービスは、バラエティに富む車両を保有しており、そのなかには電気自動車も含まれます。

また、自動車の先進技術を体験できる自動車メーカーのカーシェアや、電気自動車専門のカーシェアサービスもあります。電気自動車に乗れるおすすめの5つのカーシェアを紹介します。

※料金や配備車両は、2021年5月現在の各社Webサイトにある情報を参照しています。

e-シェアモビ

NISSAN e-シェアモビ

日産自動車がサービスを提供するカーシェアサービスです。東京、神奈川、大阪を中心に、全国にステーションがあります。

入会金は不要ですが、月額基本料1,000円が必要なベーシックプランと月額無料プランがあります。ベーシックプランは月額基本料がかかりますが、利用料金は安く設定されています。

多くのカーシェアでは、走行距離に応じて距離料金が発生しますが、e-シェアモビは距離料金が無料です。電気自動車や自動運転技術など、日産自動車の先進技術を体験できるサービスになっています。

e-シェアモビで乗れる電気自動車の種類

e-シェアモビのカーラインナップには、日産リーフ、日産ノートe-POWER、日産セレナe-POWERの3種類があります。

リーフはバッテリーに蓄えた電気のみで走る電気自動車です。また、ノートとセレナのe-POWERは、バッテリーのほかに、発電専用のエンジンも搭載しており、発電した電気を使って、モーターのみで駆動します。

カレコ・カーシェアリングクラブ

カレコ・カーシェアリングクラブ

時間貸駐車場の三井のリパークを中心に、ステーションを展開しているカーシェアサービスです。東京、神奈川、千葉、埼玉などの首都圏と、大阪、京都、兵庫などの近畿圏に多くのステーションがあります。

入会金は無料、月会費980円のベーシックプランと月会費無料プランがあります。ベーシックプランでは980円が割引になりますので、毎月利用するのであれば、月会費は実質無料です。車種がバラエティに富み、電気自動車のほかにも、輸入車やスポーツカーなど、さまざまな車種を利用することができます。

カレコ・カーシェアリングクラブで乗れる電気自動車の種類

電気自動車は日産リーフ、三菱i-MiEVがあります。また、このほかにもモーター駆動の車では、水素を燃料にして走る燃料電池自動車のトヨタMIRAI、プラグインハイブリッド自動車のトヨタプリウスPHVなどがあります。

ただし、いずれも東京周辺の特定ステーションに限定されてしまいます。

タイムズカー

タイムズカー

約13,000ヶ所のステーションに、約27,000台の車両を保有しており、日本国内では最大のカーシェアサービスです。日本全国47都道府県すべてにステーションを設置しています。

通常は入会時にカード発行手数料1,650円が必要ですが、2021年5月現在はキャンペーン中のため無料で発行してもらえます。毎月880円の基本料金がかかりますが、利用料金から880円が割引になるので、月額基本料金は実質無料です。

ベーシック、ミドル、プレミアの3クラスの車種があり、豊富な車種を取り揃えています。また、カーナビ、ETC車載器、ジュニアシートが全車に搭載されていて、充実の装備品です。

タイムズカーで乗れる電気自動車の種類

タイムズカーで乗れる電気自動車は、日産リーフがあります。全国にある約100のステーションに日産リーフが配備されていますので、首都圏以外の方でも、電気自動車のあるステーションを比較的探しやすいでしょう。また、日産ノートe-POWERも約100のステーションに配備されています。

オリックスカーシェア

オリックスカーシェア

オリックスグループのカーシェアサービスです。東日本と中部、近畿地方などを中心に、全国に約1,800のステーションがあります。

オリックスでは、全車種を定額で乗り放題できる平日3時間/6時間定額プランというものがあり、平日に時間内であれば何度も利用できるので、短時間の利用で月に4回以上使う方であれば、とてもお得なサービスです。

また、利用金額に応じて、料金が割引になるポイントプログラムもあります。

オリックスカーシェアで乗れる電気自動車の種類

電気自動車は日産リーフがありますが、利用者が限定されたステーションに配備されているため、残念ながら一般の利用者は借りることができません。

一般の利用者向けには、日産ノートe-POWERが東京、神奈川、福島、沖縄にある13のステーションに配備されています。

また、水素を燃料として走る燃料電池自動車のトヨタMIRAIも、東京都内の34のステーションに配備されています。

eemo (イーモ)

eemo (イーモ)

イーモは、小田原・箱根エリアを中心とした地域限定の電気自動車カーシェアサービスです。現在は実証期間中で、小田原市、湘南電力、REXEVの3者が共同で取り組んでいます。

電気自動車の充電にも、小田原で作られた再生可能エネルギーを利用します。また、イーモの電気自動車は、移動手段としてのカーシェアだけではなく、災害発生時には、地域の非常用電源として貸し出されます。

カーシェアの利用料金は、利用時間に応じた金額のみで、走行距離による追加料金はありません。

eemo (イーモ)で乗れる電気自動車の種類

現在のところ、車種は日産リーフの1種類だけです。イーモは2020年にサービスを開始したばかりで、2021年1月現在では34台の車両が稼働していますが、2022年度末までに車両台数を100台に拡大する予定になっています。

カーシェアで電気自動車を利用する際の注意点は?

カーシェアで電気自動車を利用する際の注意点は?

カーシェアでは電気自動車も、簡単に借りることができますが、乗り慣れていない車を運転することになりますので、十分な注意が必要です。

また、普段は普通自動車に乗っている方が電気自動車を運転する際には、気をつけなければならないポイントもあります。

カーシェアには安心して利用できるように、しっかりとした補償制度もありますが、安全に利用できるよう3つの注意点を説明します。

電気自動車特有の操作方法

電気自動車を運転してみると、とてもスムーズで振動がなく、音も静かです。アクセルを踏み込んで加速をしようとすると、反応が速いため、気持ち良く運転することができます。

ガソリン車との違いを特に感じるのは減速をするときです。電気自動車は、アクセルペダルだけで運転をすることも可能で、アクセルペダルから足を離すと急減速をする機能があります。慣れれば楽に運転ができて便利な機能ですが、始めは慣れが必要です。

慣れるまでは、操作方法を確認しながら、慎重に運転するようにしましょう。

航続距離

1回の充電で走れる航続距離は、ガソリン車と比べれば短くなります。また、ステーションで車を借りる時点で、100%の充電ができているとは限りません。

ステーションで車を借りたら、まずはバッテリー残量を確認して、走行可能距離をチェックしましょう。また、電気自動車の走行可能距離は、運転方法や、気象状況などの環境要因、エアコンの使用によっても大きく変わります。

運転中もバッテリー残量は常に確認して、バッテリー残量が不足する場合には、速やかに充電をしましょう。

充電スタンド

以前と比べれば、充電スタンドの数も飛躍的に増え、充電スタンドを探しやすくなりました。それでも、バッテリーの充電が必要になった時点で、経路上に充電スタンドがあるとは限りません。

長距離ドライブをする際など、途中で充電が必要になることが分かっている場合は、あらかじめ充電スタンドを探しておいて、計画的に充電をするようにしましょう。

また、利用を終えて、ステーションに車を返却する際は、必ず充電器に接続をして利用を終了します。

カーシェアで電気自動車を気軽に体感してみよう!

カーシェアで電気自動車を気軽に体感してみよう!

電気自動車に乗れるカーシェアサービスを紹介しました。まずは、電気自動車が配備されたステーションが近くにないか探してみましょう。

電気自動車が配備されたステーションが見つかったら、さっそくカーシェアに登録をして、電気自動車を気軽に体験してみましょう。

カーシェアについて詳しくはこちら

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