オイシックスがアップサイクル商品を発売!第1弾は野菜の茎など使ったチップス

農産品や加工食品、ミールキットなどの食品宅配を展開するオイシックス・ラ・大地が、アップサイクル商品を展開する食品ロス解決サービス「Upcycle by Oisix」を2021年7月8日(木)より開始する。

「これからの食卓、これからの畑」の経営理念のもと、食品ロス削減につながる活動を積極的に進めている同社。

規格外の野菜を積極的にミールキット「Kit Oisix」で活用することで、流通プロセスにおける廃棄は一般的な小売企業で5~10%程度となっているところ、同社では0.2%に抑えられている。

また、「Kit Oisix」で食材を使い切ることで、家庭でのロスも1/3まで削減できることが調査で明らかになった。

今回新たに開始する「Upcycle by Oisix」では、畑や加工現場から出た廃棄食材を活用し、より環境負荷が低く、新たな価値を加えたアップサイクル商品を開発。

第1弾として、冷凍ブロッコリーのカット工場で花蕾をカットしたあとに残る茎と、大根の漬物の製造工程で発生した大根の皮を使用し、揚げて食べやすいチップスに仕上げた「ここも食べられるチップス」を発売する。

廃棄食材に下処理を施して食感と甘味をコントロールし、味付けには天日塩とてんさい糖を使用するといった、独自の製法により食感豊かなチップスに仕上がった。

商品2種類を提供することで、月間約2トン以上の食品ロス削減につながる見込みとのこと。3年後には年間約500トンの削減を目指すほか、商品製造に関わる提携先100社の食品ロス削減を目指していくという。

Upcycle by Oisix

おすすめの記事