仮想通貨市場は意識される抵抗帯が明らかな相場に
主要仮想通貨はどれも上昇を抑え込むラインがはっきりとする相場となった。
今後の下落・上昇時期を判断する上で、その価格帯付近の値動きが影響を与えることになりそうだ。
ビットコイン(BTC)
ビットコイン(BTC)の23日21時現在の価格は435,720円。前日同時刻比で+0.2%と上昇した。
数日間に渡ってサポートとして機能してきた黒い上昇トレンドラインに沿って、現在も上昇を続けている。
前回の相場分析から変化は少なく、依然44万円のブレイクを目指し、短期的に安値切り上げでの推移を継続しており、未だに目の離せない相場になっている。
ビットコイン(BTC)の23日17時現在の価格は434,157円。前日同時刻比で+0.7%と上昇した。
リップル(XRP)
(出典:TradingView XRP/USD 1時間足)リップル(XRP)の19時現在の価格は0.328ドル(36.3円)。前日同時刻比で+0.3%と僅かに増加した。
リップルの価格は水色の0.324ドル(35.9円)ライン(④)をネックライン、オレンジの0.339ドル(37.5円)ライン(③)をショルダーラインとする三尊形を形成していたが、大きな下落はなかった。
また、19日の高値付近から引かれた赤色の下落トレンドライン(②)が意識されており、本日午前7時にもその赤色ライン付近で反落した。
現在はそのライン付近でもみあっており、上値を抑えられている状況だ。
今後は水色ライン(④)を守りきれるかがポイントになりそうだ。
ここを割り込んだ場合は黄緑の0.319(35.3円)ライン(⑤)が意識されるだろう。
リップル(XRP)の19時現在の価格は0.328ドル(36.3円)。前日同時刻比で+0.3%と僅かに増加した。
イーサリアム(ETH)
イーサリアム(ETH)の20日20時現在の価格は151ドル(16,712円)。前日同時刻比で+0.7%の上昇となった。
19日に154ドル(17,000円)の高値をつけてから、高値は赤い下降トレンドライン(②)に抑え込まれている。
一方、安値に関しては黄緑の上昇トレンドライン(③)がサポートラインとして機能している。
現在は本日19時に赤いライン(②)にトライしたものの反発してしまった状態だ。
今後、この赤いラインと黄緑のライン(③)のどちらを抜けるかに注目が集まりそうだ。