仮想通貨市場は軒並み下落の厳しい相場に

主要仮想通貨の多くがこれまで意識されていたラインを割り込んで下落した。

今後さらなる下落が起きる可能性もあり、安値帯に注目が集まっている。

ビットコイン(BTC)

(参考 TradingView BTC/JPY 一時間足)

4日20時時点でのビットコイン(BTC)価格は414,351円。前日同時刻比で−3.1%の下落となった。

ビットコインの価格は青い短期の上昇トレンドライン(③)に沿って上昇していたが、昨日3日午前0時にそのラインを割り込んだ。

その後は42.1万円ライン(②)を意識しながらの価格推移を続けていたが、本日13時にそのラインも割り込むと一気に下落してしまった。

現在一時的に下げ止まっているものの、今後も下落が継続する場合は39.9万円ライン(④)付近まで下落する可能性もある。

今後意識される可能性があるのは、28日の安値である40.8万円及び24日の安値である40.5万円だが、そこを割り込んでしまう可能性も大きく注意が必要だ。

4日20時時点でのビットコイン(BTC)価格は414,351円。前日同時刻比で−3.1%の下落となった。

リップル(XRP)

(参考 TradingView XRP/USD 一時間足)

リップル(XRP)の4日20時時点での価格は0.309ドル(34.6円)。前日同時刻比-3.7%の価格下落となった。

赤い短期の上昇トレンドライン(⑤)を割り込んだ後、0.317ドル(35.5円)ライン(③)および0.314ドル(35.2円)ライン(④)が強く意識されながら価格推移していた。

しかしそれらのラインを本日13時頃に割り込むと、先月25日、28にも意識されていた安値帯の0.305ドル(34.2円)ライン(⑦)付近まで下落。

現在は0.305ドル(34.2円)ライン(⑦)から反発し、上昇に転じようとしている。

今後はこの0.305ドル(34.2円)ライン(⑦)を割り込むかどうかが注目されることになりそうだ。

万が一割り込んだ場合は2月上旬の安値帯であった、0.294ドル(32.9円)ライン付近までの下落も考えられる

リップル(XRP)の4日20時時点での価格は0.309ドル(34.6円)。前日同時刻比-3.7%の価格下落となった。

イーサリアム(ETH)

​​(出典:TradingView ETH/USD 1時間足)​​​

4日21時時点でのイーサリアム(ETH)価格は128.1ドル(14,740円)。前日同時刻比-5.8%の価格下落となった。

イーサリアムの価格は赤い短期の下落トレンドライン(②)と黄緑の短期の上昇トレンドライン(④)の間を推移していた。

しかし昨日3日に黄緑ライン(④)を下抜けし、そのまま紫の126ドル(14,100円)ライン(⑤)付近まで下落した。

今後はこの126ドル(14,100円)ライン(⑤)​を守り切ることができるかどうかに注目が集まりそうだ。

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