米仮想通貨決済企業サークルのジェレミー・アレールCEOは、フェイスブックのリブラやステーブルコインといった新たなデジタル資産の形が拡散する一方で、ビットコイン(BTC)などの「非国家主体」の仮想通貨もあせて成長を続けるとの見方を示した。6月24日に公開されたCNBCの番組でのインタビューで述べた。 ...

新たな機関投資家向けビットコイン取引所”LGO Markets”がろ月曜ローンチし、口座開設などの一部の機能を先行提供開始。3月11日にビットコイン現物取引の提供を開始する。Coindeskの報道によると、LGO Marketsは”特殊なアプローチ”でカストディ(仮想通貨の管理)を行うハイブリッドDEX(非中央集権取引所)だという。

“機関投資家向け”LGO Marketsのローンチ

LGO MarketsのCEO Hugo Renaudin氏によると、すでに同社はOTC取引デスクやいくつかのヘッジファンド、仮想通貨ビジネスとマーケットメイカーを含む、10の機関投資家がLGO Marketsを使用するとう。さらに56のクライアントが参加するために準備をしており、66の機関投資家が同社取引所を使用する。

LGO Marktsの規模は、運用資産額2.1兆ドルを超える投資信託世界最大手のフィデリティや、Bakktビットコイン先物のICEを所有するニューヨーク証券取引所と機関投資家向けの仮想通貨サービスでの競争に参加するほどである。

Renaudin氏によると

 

「仮想通貨に有効的な銀行と話た結果、現在ヘッジファンドやOTCブローカー、ファミリーオフィスなどの約400もの機関投資家たちが仮想通貨市場で取引をしていると見積もっている」

 

と述べている。

マルチシグを利用したLGO Marketsの特殊なカストディ

LGO Marketsで取引を開始するにはまず、クライアントは署名に3つの秘密鍵のうち2つを必要とするビットコインのマルチシグウォレットの設定を必要とし、1つの秘密鍵を機関投資家が保有、2つ目の鍵をLGO Marketsが保有、3つ目をスイスの機関投資家向け仮想通貨仲介業を行うAltcoinomyが保有するという特殊なカストディを行う。

ビットコインを購入するには、ニューヨークのSignature銀行が提供するブロックチェーンベースの決済システム”Signet”を使用し、購入。ビットコインを売却するにはまず、機関投資家が所有する秘密鍵で署名、LGO Marketsが精算機関となるAltcoinomyへ情報を送信し秘密鍵に署名して決済を行う。

つまり、LGO Marketsはビットコインとフィアットのやり取りに責任を持つ形となる。

Renaudin氏によると

 

「もしQuadrigaCXのCEOのように突如亡くなったり、取引所がハッキングされたとしても機関投資家の資産やビットコインは安全だ。」

 

と付け加えている。

 

関連記事:【墨汁速報】加 ビットコイン取引所QuadrigaCXがCCAA申請で破産目前

 

出典:https://www.coindesk.com/a-new-exchange-launches-letting-institutions-custody-their-own-crypto

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