Web上でブロックチェーンのプログラミングを学べる学習サイトが増えています。Webインターフェースでプログラミングを学習できるサービスは、非ブロックチェーンであると、「Progate」や「Aidemy」などがあり、初心者にとって入り口になりやすい学習方法を提供しています。
本日は、そのようなweb上で学べる5つのブロックチェーン学習サービスを紹介します。
CryptoZombies
出典:https://cryptozombies.io/jp/
Loom Network(ルームネットワーク)というPlasma(プラズマ)サイドチェーンに取り組むプロジェクトが開発している学習サービスです。Ethereum(イーサリアム)のプログラミングがSolidity(ソリディティ)の基礎から学習できます。
このような学習サービスでは一番はじめに開発されたもので支持も厚いです。直感的に学べる点が好まれており、全て無料なのも良い点です。
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Zastrin
出典:https://www.zastrin.com/
Zastrinでは、基礎を学習できるCryptoZombiesよりもう少しレベルの高いコーディングや、実際にさまざまなアプリケーションを作るコースが用意されています。開発者が学習するために最も効率的な手法は、「実際に作ること」であるというビジョンを元に開始されたサービスです。
コースの種類には、例えば以下があります。
- トークンベースの投票アプリを作るコース
- IPFSとイーサリアムを用いて分散型マーケットプレイスを作る
このように、具体的なアプリケーションを作るコースが複数用意されています。基礎的なコースは無料開放されていますが、有料のサービスです。
関連:イーサリアム(Ethereum)を学習したい人にオススメ、アプリケーションを作って学ぶサイト「Zastrin」とは?
ChainShot
出典:https://www.chainshot.com/
Ethereum(イーサリアム)を中心にした学習サイトです。コースの種類が豊富、かつ2019年3月現在でコースは全て無料で開放されています。
スマートコントラクトを用いたエスクローサービスを設計してみるなどのコースや、Aragonを使用して投票アプリを作ってみるなどのアプリケーションを作ってみるコースから、Merkle TreeやUTXOなどブロックチェーンの1stレイヤーに関わるコースまで用意されています。
openberry
出典: https://www.openberry.ac/
こちらもEthereum(イーサリアム)を中心とした学習サイトです。2019年3月現在は事前登録の受付をしている状態で、まだ実際にサービスは開始されていません。
アプリケーションを作りながら学ぶことがメインのサービスになるようで、Etheruem上で動くInstagram(インスタグラム)のようなアプリをIPFSを用いて作るようなコースや、CryptoKitties(クリプトキティーズ)のクローンを作るコースがあります(日本語も対応)。
EnterChain
出典:https://enterchain.online/top
EnterChainは、非エンジニア向けのブロックチェーンの基礎を学ぶコースと、コーディングを学ぶコースを展開しています。今回紹介したサービスの中でも最も初心者向けのサービスでしょう。また、日本のサービスであり、コースは日本語で展開されています。
2019年3月現在は、一部ユーザーに先行開放され、テスト中の状態のようです。サイトトップから事前登録が出来るようになっています。
関連:「ブロックチェーンの理解促進が社会貢献に」、体験して学ぶEnterChainに込めた思いとは?
ブロックチェーン関連の学習をもっと手軽に
近年、このような学習サイトが増えており、ブロックチェーン関連の開発を学習するハードルが下がっています。このようなブログも過去に書いていますので、是非参考にしてください。
参考:ブロックチェーンエンジニアになるための10のステップの独学方法
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