規制の抜け穴を塞ぐ目的金融庁は7日、金融審議会「暗号資産制度に関するワーキング・グループ」第5回会合を開催した。本会合では、暗号資産レンディング事業への規制強化が議論され、金融商品取引法の規制対象とする方向性が示された。現行制度では、暗号資産を管理してステーキングに供する行為は暗号資産交換業の登録が必要となる。しかし「借り入れる」形式をとれば管理に該当せず、登録不要で事業を行える抜け穴が存在していた。金融庁が問題視したのは、利用者が事業者の信用リスクや価格変動リスクを負う一方、事業者には分別管理義務やコー...
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