ブラジル・レアルでの取引高が増加しています。ビットコイン(BTC)の法定通貨取引では、日本円、米ドル、そして韓国ウォンという順位だったのですが、ここ最近、韓国ウォンよりもブラジル・レアルの取引高が目立っているのが現状です。
出典:https://www.coinhills.com/market/currency/
こちら、コインヒルズ(Coinhills)というサイトなのですが、法定通貨建てでの取引量のうち、12%がブラジル・レアルであることが証明されています。直近では、10〜15%で安定することが増えてきました。今後も徐々に伸びていく可能性があり、南米でもビットコインブームの熱が帯びてきているのかもしれません。
インフレで悩む国ではこの傾向が強く、トルコリラ建てでも取引高が少しずつ目立ってきております。ユーロの次がトルコリラ建て、続いてポンドといった順位となっており、今年は新興国からのキャッシュフローにも期待できるのではないでしょうか。先進国は最先端技術を求め、新興国や発展途上国はインフレ資産としての役割を担うなど、各国理由は違いますが、間違いなくニーズが増えてきているように感じます。
さて、そんなビットコインですが、今週は60万円の大台に回復をみせました。そしてなおも堅調です。この力強さは正直うれしい想定外です。週足チャートからチェックしていきましょう。
65万円のレジスタンスまであと少し!
出典:GMOコイン
週足です。11月ぶりでしょうか?半年近くぶりに60万円台に帰ってきております。65万円はドル建てでいう5,800ドルのレジスタンスラインも引けるポイントですので、簡単には抜けていけないでしょう。ただ、直近の堅調さを考慮しますと、案外簡単に上に抜けていくかも!?とさえ思えてしまえます。
既述通り、新興国からの断続的な買いの参入は明らかに市場へプラスに働いているように考えられます。60万円手前での押し目も非常に浅かったことから、しっかりと買えていない投資家も多いのではないでしょうか。この週足を頭に入れて4時間足をみてみましょう。
サポートは60万5,000円だが……
出典:GMOコイン
4時間足で直近のトレード戦略を練ってみます。ひとまずのターゲットは65万円で決まっておりますので、買いを入れるならサポートライン60万5,000円をバックに買いを入れるべきでしょう。リスクリワードを考えますと、63万円以下では買いポジションを最低でも持っておきたいところです。
理想はリスク1、リワード2として考慮すると、61万円〜62万円ゾーンからの買いでしょうか?もう少し、この値動きがレンジで続きますと、先行スパンである雲のサポート帯が近づいて参ります。このタイミングでも買いエントリーするのも手の一つです。時間にして、金曜日ごろでしょうか?
60万5,000円をバックに買いは確定で、時間的なタイミングも合ってくるのはローソク足が雲に接触する少し前ぐらいからだとなお、安全かもしれません。60−65万円のレンジに切り替わったと考えたトレードを今週後半は続けると良いのではないでしょうか。
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