金価格が1トロイオンス5200ドル台を回復

2026年2月、金(ゴールド)の国際スポット価格が1トロイオンス=5200ドル台を回復しました。
直近の上昇は一時的な反発というよりも、市場全体のリスク回避姿勢の強まりを映している動きといえます。
特に、米国の貿易政策を巡る不透明感や中東情勢の緊張が、安全資産としての金需要を押し上げているとみられます。

地政学リスクとドル動向が支える上昇基調

一般的に、地政学リスクが高まる局面では株式などのリスク資産から資金が流出し、価値保存性の高い金へ資金が向かう傾向があります。
今回も同様の構図であり、投資家心理の悪化が価格上昇の背景にあると考えられます。
また、ドル相場の変動も金価格に影響を与えます。
ドルが軟調に推移する局面では、ドル建てで取引される金の割安感が意識され、買いが入りやすくなります。

テクニカル面から見る今後の焦点

テクニカル面では、5000ドル台を明確に回復したことで、心理的節目を突破したとの見方もあります。
5200ドル水準は短期的なレジスタンスとして意識されてきましたが、これを維持できれば、さらなる上値トライの可能性もあります。
一方で、急速な上昇局面では利益確定売りが出やすく、短期的な調整リスクにも注意が必要です。

まとめ

今回の上昇は単なる投機的な動きではなく、世界経済の不確実性が高まっていることの裏返しだと感じています。
特に金融政策の方向性や国際情勢の変化次第では、金市場のボラティリティは今後も高止まりする可能性があります。
金価格の動向は、グローバルマネーのリスク選好度を測る重要な指標として、引き続き注視すべき局面に入っているといえるでしょう。

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