家具・家電サブスクのCLAS、3.7億円を資金調達

家具・インテリア・家電のサブスクリプション「CLAS(クラス)」を運営するクラスが5月29日(水)、総額3.7億円の資金調達を実施したことが発表されました。

商品ラインナップの拡大・AI活用の提案システム開発へ

以下、プレスリリースより引用。

家具・インテリア・家電のサブスクリプションサービスCLAS(クラス)を運営する株式会社クラス(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長:久保裕丈、以下:クラス)は5月29日、独立系VCのANRIやキャナルベンチャーズ株式会社をはじめとする複数のVCや事業会社などを引受先とした第三者割当増資等により、総額3.7億円の資金調達を実施いたしました。
今回の資金調達によりクラスは「サブスクリプションに適した家具の設計・開発・調達」を加速化すると同時に、ユーザーの状況や好みに応じた「タイムリーな最適空間の提案システム・体制の構築」に取り組んでまいります。

資金調達の目的

クラスは個人宅をはじめ、オフィスや飲食店、ホテルなど様々な業界へサブスクリプション家具・家電の導入をすすめてまいりました。どの業界も非常に早い速度と多様性をもって好みや状況が変化しており、今後ますます「サブスクリプション」へのニーズが高まっていくことを実感しています。クラスはそうしたニーズへタイムリーに応えられるよう、商品ラインナップを拡張すると同時に、提案型の 新システム開発と体制構築を進めてまいります。

(1)サブスクリプションに適した家具の設計・開発・調達

クラスは創業期からオリジナル家具の設計・開発に力を入れており、海外に自社工場を構えています。サブスクリプションは1つの家具が複数人に使用される可能性が高いため、メンテナンスを前提に「傷や汚れをリペアできて新品同様に生き返る机や棚」「カバーだけでなくマット本体まで洗えるベッド」などを開発してきました。これは家具の寿命を延ばすことによって低単価でサービスを提供できることはもちろん、“家具を捨てない社会”を実現し、深刻化するゴミ問題の改善にも繋がります。
多様化するニーズに応えられるよう、現在50種あるオリジナル家具を2020年中に300種まで拡大することを目標のひとつとします。また他事業者との連携を強め、オリジナル以外の家具・家電・インテリアを含めた幅広い商品ラインナップを揃えてまいります。

(2)タイムリーな最適空間の提案に向けた、新たなシステム開発と体制構築

個人宅ではもともとライフステージの変化に伴って必要とされる家具が変化していましたが、近年の働き方の多様化により変化のスピードが上がっています。また飲食店やホテルでは顧客の趣向に合わせた変化が必要とされ、オフィスでも移転や働き方の変化に合わせた環境整備などで必要とされる設備の更新が求められます。クラスは各業界で多様化するニーズにタイムリーに応えられるよう、AIなどの技術も含めた新たなシステム、並びに体制を検討・構築してまいります。

家具のサブスクリプションサービス「CLAS(クラス)」とは

CLAS(クラス)は、月々400円から家具・ インテリア・家電の利用・交換が行なえるサブスクリプションサービスです。「初期コストが抑えられる(送料・保証金も基本0円)」「交換が容易」「上質な素材とデザイン」 「長く使うほどお得(3年目には75%OFF)」が特徴で、理想の空間を常にアップデートしていくことができます。また通常使用の範囲で あれば、汚れたり傷ついてしまったアイテムを無料で交換可能です。個人宅をはじめ、オフィスや飲食店、ホテルなどで幅広く活用いただけ ます。好みやスタイルに合わせて、もっと気軽で心地よい空間づくりをお楽しみください。
※基本対象エリア:東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県(今後拡大予定)

株式会社クラスについて

事業内容:家具・インテリア・家電のサブスクリプションサービスCLAS(クラス)の運営
代表取締役社長:久保裕丈
本社:東京都目黒区青葉台4-6-6 青葉台スタジオ2F
設立:2018年4月24日
HP:https://clas.style/

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