楽天と西友、無人島「猿島」へのドローン配送サービスを開始へ 観光客向けにレジャー用品を販売

楽天と西友が7月4日(木)から9月の木・金・土曜日に、「西友 リヴィンよこすか店」から神奈川県横須賀市の「猿島」へドローンで商品を配送するサービスを実施することが発表されました。

国内初となる離島の一般利用者へのドローン配送

東京湾唯一の無人島である猿島は年間20万人が訪問する人気の観光地として知られており、夏場にはバーベキューや海水浴、釣りなどを楽しむ観光客が多く訪れます。

「楽天ドローン」による配送サービスでは、神奈川県横須賀市内の「西友 リヴィンよこすか店」から猿島に訪問している観光客へ商品の配送を実施します。主に海上を飛行し、指定された時間に猿島内に設置された着陸ポートへ商品を配送する仕組みです。
専用アプリからバーベキュー用の食材や飲料、救急用品など観光に役立つ約400品目が注文でき、楽天ペイで支払いが可能。要冷商品を配送する際は西友が新たに開発した専用の保冷バッグが使用されるとのことです。

離島の一般利用者を対象としたドローンによる商用配送サービスは、今回国内初の取り組みとなります。猿島への訪問者が増える夏季期間中にサービスを提供することで、一般利用者がドローンを利用した新たなショッピングの形を気軽に体感できる機会となることが期待されています。
また横須賀市では本サービス提供を通じて、利用者が求める商品層の把握やドローン配送の運用ノウハウを蓄積し、同市内における買い物困難者の救済や災害支援への貢献を目指すとしています。

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