ブロックチェーンを基盤とした国際送金サービスを展開するRipple(リップル)社が、アメリカの大手国際送金サービスMoneyGram(マネーグラム)と戦略的提携を結んだことが発表されました。
MoneyGramがxRapidを正式導入
In a strategic partnership, Ripple will become @MoneyGram's global partner for cross-border payment and foreign exchange settlement, using XRP. https://t.co/4YlnFWy1ha https://t.co/aJnchpzj5k pic.twitter.com/cyald9sikr
— Ripple (@Ripple) 2019年6月17日
MoneyGramはニューヨーク証券取引所に上場しており、200ヵ国にある郵便局など約35万箇所への送金が行えます。2018年には、仮想通貨XRPを利用した送金システムであるxRapidの試験導入を実施していました。
リップル社は今回MoneyGramに対し5,000万ドル(約54億円)を出資。MoneyGramは2年間正式にxRapidを導入するとしています。
リップル社のCEOであるBrad Garlinghouse(ブラッド・ガーリングハウス)氏は「これは国際送金サービスを変革する上で画期的で大きな出来事であり、長期にわたる非常に戦略的な提携を期待している」と述べています。