
「イーサリアムのハードフォークって何だろう…」
最近このような疑問を持っている方は多いのではないでしょうか?
そんなあなたも今日でハードフォークに関する疑問は全て解決しましょう!
この記事では、イーサリアムのハードフォークについて、その特徴と価格への影響を解説していきます!
読み終えたみなさんが、イーサリアムのハードフォークについて完全に理解して頂けたら嬉しいです。
イーサリアムのハードフォークとは?

イーサリアムのハードフォークとは、イーサリアムの機能改善のために行われるブロックチェーンのアップデートのことです。
ブロックチェーンについて、イマイチ理解できていないな…という方は以下の記事を参考にして下さい!
ブロックチェーンの仕組みを知っていますか?ビットコインをはじめとした仮想通貨で広く用いられているのに、きちんと知っている人は意外と少ないです。初心者向けの簡単な説明から始めて、他のサイトではなかなか教えてくれない細かい仕組みまで教えます!
そもそもハードフォークとは?
ハードフォークの特徴
- 新旧ブロックチェーンの永続的な分岐
- 新旧ブロックチェーンの置き換えが不可能
- 仮想通貨が2つに分裂
ハードフォークとは、機能改善などのアップデート(承認ルールの変更)に伴うブロックチェーンの分岐のことです。

イーサリアムの機能改善が目的
イーサリアムのハードフォークは、例外はあるものの基本的には通貨の分裂は起こらず、運営する開発者コミュニティ全員の合意に基づいて実行されます。
主な目的は、セキュリティの強化・マイニング方法の変更、取引速度の向上(スケーラビリティ問題の解決)などが行われます
イーサリアム(Ethereum)は、時価総額第2位の仮想通貨で、ビットコインを超えるほどのポテンシャルを持つかもしれないと言われています。イーサリアムの何が凄いのか、将来性はどのくらいあるのか、実際に買った方が良いのかを解説します!
イーサリアムのハードフォークは4段階

イーサリアムのハードフォークには、4段階のアップデートが予定されています。アップデートの内容はEthereum Improvement Proposals(EIP)に記されており、この中のいくつかの改善提案が各段階で実装されていきます。EIP公式ページ
2018年12月現在、3段階目の前半までが終了しています。次回のハードフォークは3段階目の後半で、2019年1月に実施予定です。
4段階のハードフォーク
- 1段階目…Frontier(フロンティア):バグ修正
- 2段階目…Homestead(ホームステッド):マイニング難易度調整
- 3段階目…Metropolis(メトロポリス):PoS移行準備
- 4段階目…Serenity(セレニティ):PoS完全移行
Frontier(フロンティア)
これにより、イーサリアムのリリース準備が整い、正式に公開されました。
Homestead(ホームステッド)

これにより、コンセンサスアルゴリズムPoWにおけるマイニング難易度が緩和され、マイナーの一極集中が軽減されました。
また、トランザクションの承認スピードが上昇し、スケーラビリティが向上しました。
最近巷でよく聞くビットコインのマイニング、儲かる儲かると聞くけど、実際どうすればいいのか全然わからない…。「マイニングって何?」という人向けにマイニングの初歩から発展的なことまで、コインオタクがマイニングについて解説してみました!
Metropolis(メトロポリス)
1つ目はByzantium(ビザンティウム)、2つ目はConstantinople(コンスタンティノープル)です。
Byzantium(ビザンティウム)
3段階目の1つ目であるByzantium(ビザンティウム)は、コンセンサスアルゴリズムの変更準備が主な目的になっています。具体的には、PoWからPoSへの変更で、2017年10月に行われました。
これにより、PoWのデメリットであるマイナーの大量電力消費や51%攻撃が解決し、保有量に応じてマイナーが決定する仕組みになりました。
また、トランザクションにおける匿名性強化、2度目のマイニングの難易度緩和も実装されました。
Proof of Stakeは仮想通貨取引の承認システムの1つです。ビットコインに次いで有名なあのイーサリアムもこのProof of Stakeへ移行することを発表しています。仕組みや長所・短所はもちろん、イーサリアムの移行時期も教えます!
Constantinople(コンスタンティノープル)
3段階目の2つ目であるConstantinople(コンスタンティノープル)は、EVMの計算速度向上やブロックのハッシュ方法の再編成などが主な目的です。
少し難しそうですが、簡単に言うと、これによりアプリなどの開発者にとってイーサリアムのプラットフォームを用いたプログラム開発が行い易くなります。
Constantinopleの実施時期について、当初2018年10月に予定されていましたが、遅れが生じ2019年1月下旬への延期が開発者コミュニティより発表されました。
メトロポリスはイーサリアムの3つ目の大型アップデートです。その前半であるビザンチウムが10月16日にようやく完了しました。メトロポリスが延期されている理由、完了する時期、アップデートの内容、そして気になる価格への影響についても解説します!
Serenity(セレニティ)
実施時期は未定になっており2019年以降になるでしょう。
4段階のハードフォーク比較表
4段階あるイーサリアムのハードフォークを表にして比較してみました!
段階 | 名称 | 時期 | 内容 |
---|---|---|---|
1 | Frontier(フロンティア) | 2015年7月 | バグ修正・機能テスト |
2 | Homestead(ホームステッド) | 2016年3月 | マイニング難易度調整 |
3 | Metropolis(メトロポリス) | ⑴2017年10月/⑵2019年1月(次回) | ⑴PoS移行準備/⑵ハッシュ方法再編成 |
4 | Serenity(セレニティ) | 未定 | PoS完全移行 |
ハードフォークの価格への影響

機能改善による価格上昇
イーサリアムのハードフォークは機能改善が目的ですので、その期待から価格が上昇することは大いにあり得ます。
3段階目の前半であるByzantiumが行われた2017年10月には10%ほど価格が上昇しました。機能改善への期待から各段階の前後で価格は変化するでしょう。
マイナー流出による価格低下
その一方で、マイナー流出による短期的な価格低下も懸念されます。
PoWからPoSへの変更により、通貨の保有量に応じてマイナーが選出されるため、高性能コンピューターを用いてマイニング報酬を得ていたマイナーのインセンティブが失われます。
このインセンティブの喪失によってマイナーが他の仮想通貨に移り、イーサリアムの売りが続くと短期的に価格は低下してしまいます。
イーサリアムの今後の価格についてはこちらの記事をご覧ください。
ビットコインに次ぐ2位の時価総額を誇り、スマートコントラクトを利用できる革新的なプラットフォームの通貨であるイーサリアム(Ethereum)の今後の価格がどのようになっていくのか、ファンダメンタルな観点から東大生が考察してみました。
ハードフォークによるイーサリアムクラシックの誕生

イーサリアムクラシックとは?
イーサリアムクラシック(ETC)とは、2016年7月にイーサリアムから分裂して誕生した仮想通貨です。基本的にイーサリアムと大きな違いはなく、機能的にもほとんど同じです。
イーサリアムクラシックは、イーサリアムから分裂した通貨です。では、なぜ分裂してしまったのでしょうか。また、イーサリアムとはなにが違うのでしょうか。価格推移や将来性、イーサリアムとの違いをコインオタクが考察してみました。
ハッキング事件の対応を巡りイーサリアムが分裂
先ほど、イーサリアムのハードフォークは例外を除いて通貨の分裂を起こさないと述べましたが、その例外で誕生したのがイーサリアムクラシックです。
イーサリアム分裂の原因は、2016年にハッキングによって80億円を失ったThe DAO事件にあります。
イーサリアムの開発者コミュニティはThe DAO事件の対応策としてハードフォークによって新たなブロックチェーンを作ることを決めましたが、コミュニティの一部がこれに反対し全員の合意が得られず分裂に至りました。
その一部の人々が仮想通貨の本来の姿である非中央集権的な運営を目指して作ったのがイーサリアムクラシックです。
The DAOは、世界中から注目された超有名な人気ICOでしたが、システムの脆弱性を突かれ時価80億円程の資金を盗まれるという事件を起こしてしまいました。その事件の内容や今後への影響をコインオタクが真剣に考察しました!
イーサリアムのハードフォークまとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、イーサリアムのハードフォークについてまとめてみました!
次回のハードフォークは2019年1月に予定されています。
ハードフォーク前後で価格が変化する可能性がありますので、常にアンテナを張っておきましょう!
イーサリアムを購入してみたいけどどうすれば購入できるのか知りたい…という方は多いと思います。この記事では4つの取引所における具体的な手順の説明をしていきます!さらには取引所の比較を行い状況別の購入方法を紹介しています!