電動キックボードのシェアリングサービス「LUUP」を運営する株式会社Luupが三井住友海上火災保険とともに、電動キックボードの保険制度を構築したことが発表されました。
実証実験で起こった事故を総合的にカバー
「LUUP」は、2018年に設立されたベンチャー企業のLuupが運営する電動キックボードのシェアリングサービスです。
街中にある「LUUP」の電動キックボードはアプリ上で貸し出し・返却が可能であり、好きな場所から好きなタイミングで電動キックボードに乗ることができるようになっています。
2019年6月から「多摩中央公園」「はままつフルーツパーク時之栖」で実施されている電動キックボードの実証実験では、三井住友海上と構築した保険制度が提供されています。
保険制度では実証実験や試乗会においてユーザーが起こした事故を総合的に補償するとしており、対人・対物事故などで発生した賠償責任リスク、ユーザー自身の傷害リスク、機体が破損することへの物損リスクをカバーします。
今後は引き続き実証実験を実施していく中で保険内容も同様に検証し、より最適なものに更新していくとのことです。
また電動キックボードのみならずさまざまな電動マイクロモビリティへの応用も視野に入れ、制度構築を検討するとしています。