LTC利用者に大規模ダスト攻撃
バイナンスの指摘によると、ライトコイン(LTC)の利用者は数時間前に、大規模な「ダスト攻撃」を受けていた。犯人によるユーザーのウォレット特定やフィッシング詐欺などに要注意。

LTC利用者に大規模ダスト攻撃

仮想通貨取引所バイナンスの指摘によると、ライトコイン(LTC)の利用者は数時間前に、大規模な「ダスト攻撃」を受けていた。

バイナンスが指摘したダスト送金の一部では、1つのLTCブロックに30通以上のダストトランザクションが含まれている。

*本件はバイナンス側が受けた攻撃被害ではない。

バイナンスの教育サイト「バイナンス・アカデミー」の説明によると、「ダスト(塵)攻撃」とは、ハッカーなどが対象ユーザーのウォレットに僅少額の仮想通貨(BTCで例えると数百サトシまで)を送って、ウォレットの動きを追跡し、持ち主である個人や企業を特定する不正行為。

犯人がこの攻撃を通して、被害者に対してフィッシング詐欺もしくはゆすりをかけることが一般的だという。

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