ビットコインLNの開発者がセキュリティの脆弱性を指摘
ビットコインライトニングの開発者は8月30日、ネットワークにいくつかの脆弱性があるとツイートで指摘し、影響されているノードのアップグレードを推奨している。

ビットコインLNの開発者がセキュリティの脆弱性を指摘

ビットコイン(BTC)のライトニングネットワークは、より迅速な資金移動のためにビットコインネットワーク上に構築された、実験的な第2層(セカンドレイヤー)スケーリングソリューションだ。

そのネットワーク上にいくつかのセキュリティ上の脆弱性が発見された。

オーストラリアのソフトウェアプログラマーであり、ビットコインライトニングの開発者であるRusty Russell氏は8月30日にツイートし、「複数のライトニングネットワークプロジェクトでセキュリティの問題が発見され、資金の損失を引き起こす可能性がある」と指摘した。

同氏は具体的な詳細を述べなかったが、4週間以内には新しい情報を発信すると話した。

Russell氏は、脆弱性がある以下のライトニングネットワークノードをアップグレードすることをユーザーに推奨している。

  • CVE-2019-12998 c-lightning &lt
  • CVE-2019-12999 lnd &lt
  • CVE-2019-13000 eclair &lt

ライトニングネットワークは2015年2月にはじめて提案され、今もアーリーステージにあり多くの課題を抱えていた。

The Blockの調査によれば、BTC決済企業オープンノード(OpenNode)など50以上の企業がライトニングをメインネットに導入する取組みを行っている。

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