SBIバーチャル・カレンシーズ(SBIVC)
SBI VCトレード(https://www.sbivc.co.jp/)より

※2019年10月7日:コンテンツ一新、各種画像差し替え

SBIバーチャル・カレンシーズ(SBI VC)Tradeの使い方

2018年6月4日、SBIバーチャル・カレンシーズ(SBI VCという名前で販売所サービスが開始されました。翌7月から新規口座解説の受付が始まり、2019年7月31日には、板取引を行うことのできる「VCTRADE Pro」というサービスもリリースされ、今は「SBI VC Trade」という名称になりました。

SBI VCトレード株式会社は、SBI証券や住信SBIネット銀行などの金融サービスを手掛けるSBIグループの中の仮想通貨事業を行う子会社で、先日(2017年9月28日に)金融庁から発表された「仮想通貨交換事業者登録」も「関東財務局長 第00005号」として登録されています。

公式サイトには「ストレスフリーな仮想通貨取引を」「仮想通貨取引をもっとスマートに」をモットーにしていると発表しており、今後の取扱通貨の増加などのサービス拡大が期待されます。

本稿ではSBI VCトレードの口座開設方法と、使い方を解説していきます。

SBI VCトレードの口座開設はこちらから

SBI VCトレード取扱い通貨

販売所・取引所ともに取り扱い通貨は同じです。下記が対応ペアと注文数量の一覧になっています。

銘柄 最小注文金額 最大注文金額 最小注文数量 最大注文数量
XRP/JPY 500円 500万円 10XRP 70,000XRP
BTC/JPY 500円 500万円 0.0001BTC 5BTC
ETH/JPY 500円 500万円 0.0001ETH 150ETH

注文方法の違いについて

SBI VCトレードの販売所形式で購入する場合、「成行注文」と「価格指定注文」の2種で注文できます。その際、発注価格などに違いが生まれるので、そちらも確認しておきましょう。なお、全銘柄同じです。

注文方法 価格決定方法
成行買い 買値×1.05の価格で発注
成行売り 売値×0.95の価格で発注
価格指定売買 入力価格で発注

多少の誤差はあるものの、管理しやすいのは価格指定売買注文の方ですね。取引に手数料はかからないので、使いやすい方で注文しましょう。

SBI VCトレードの口座開設手順

ホームページに行くと、右上に「口座開設」と「ログイン」のボタンがありますので、まずは口座開設のボタンを押しましょう。

SBIVC口座開設その1

通常のログイン画面になるのですが、欄の一番下部分に「新規登録はこちら」と書いてあるボタンをクリックします。

SBIVC口座開設その2

すると、上部にメールアドレスの入力欄があるので、そちらに登録したいメールアドレスを入力し、登録条件を確認したら、内容確認の箇所にチェックを入れましょう。そして、アカウント作成のボタンを押します。

SBIVC口座開設その3

先ほどの手続きで確認メールが送られているので、内容を見てみましょう。確認画面の「メールアドレス」の項目には、先ほど入力したメールアドレスが記載されていると思います。もし誤りがあったり、確認メールが送られていない場合は、再送したり。もう一度手続きをやり直してみましょう。

SBIVC口座開設その3

送られてきたメールには登録用URLが記載されています。そちらをクリックして、本登録画面に移動しましょう。

SBIVC口座開設その4

さて、第一にログインパスワードの設定です。こちらで入力したパスワードがログイン時に用いるものになります。半角英文字(大・小)、数字・記号のうち2種類を使って、パスワードを設定しましょう。

パスワードの確認入力も済ませて、「送信する」ボタンを押すと、設定は完了です。そのままログインをして、情報入力に進みましょう。

SBIVC口座開設その5

それでは、ここからが登録画面です。SBI VCトレードの情報入力画面は1ページで下にスクロールしていくタイプになっています。1ページで収まっているので、PCからの登録の方がやりやすいかもしれませんね。

最初は事前確認からです。各規約がPDFファイルで用意してあったり、ページに直接記入してあるので、一通りをチェック確認箇所にチェックをつけましょう。

まずは「お取引にかかわる情報の提供についての確認」、「契約締結前交付書面等の確認」、「外国口座税務コンプライアンス法(FATCA)施工に伴う確認」になります。

SBIVC口座開設その6

次は「外国PEPs(外国の重要な公的地位を有する方)に関する確認」と「運用資金に関する確認」の2項目です。運用資金について、第三者の資金を含むか含まないかと問われていますが、どちらでも手続きには支障ありません。

SBIVC口座開設その7

確認が終わると、個人情報入力になります。漢字氏名・氏名フリガナ・性別・生年月日・国籍・居住国の入力をします。

SBIVC口座開設その8

ここで、本人確認書類に通称名が記載されている方は、通称名の入力も必要になります。「本人確認書類に通称名の記載がある場合」のボタンをクリックすると、指名等の入力欄が下に追加されます。こちらへ、入力してください。

SBIVC口座開設その9

また、海外国籍をお持ちの方は、国籍を入力した後、入力欄下部に注意書きが表示されます。通常の本人確認書類の他に、「在留カード」もしくは「特別永住者証明書」のどちらか片方を、一緒に提出しなくてはいけません。そのような方は、あらかじめ用意しておきましょう。

SBIVC口座開設その10

氏名等の後は住所入力になります。最終的に確認用郵便物が送られてくるので、住所は間違いないように注意して入力しましょう。住所は郵便番号を入れて、右上の住所自動入力ボタンを押すと、ある程度までは一括で入れてくれます。

電話番号は固定電話と携帯電話の入力欄がありますが、片方の入力で問題ありません。SMS認証の形式ではないのでどちらでも構いませんが、何かあったときに応答することのできる番号にするのは当然ですね。

SBIVC口座開設その11

個人情報入力が一通り終われば、本人確認書類の提出になります。提出書類となるのは下記4点で、このうちどれか1つを提出してください。

  • 運転免許証(表面・裏面)
  • パスポート(顔写真・住所記載ページの両方)
  • マイナンバーカード(表のみ)
  • 各種健康保険証(表面・必要であれば裏面も)

ページ上には「顔写真付き書類の提出を」と書いてありますが、健康保険証での提出を行う場合、別途顔写真付き書類を送る必要はありません。ただし、住所での照合を行うため、裏面には登録時住所が必ず記載されていなければならないので、注意しましょう。

SBIVC口座開設その12

書類提出はWebアップロードと郵送の2種で可能です。まず、Webアップロードの仕方について、提出書類一覧の下部にアップロード用のボタンがあります。そちらをクリックすると、画像選択画面になるので、撮影した画像データなどを選び、アップロードしましょう。

表面裏面の両方を提出する書類の場合は、片方の画像をアップロードしてから、もう一度「本人確認書類をアップロード」のボタンを押すことで、別の画像を同じようにアップロードすることで可能です。

SBIVC口座開設その13

郵送の場合ですが、台紙に各種書類のコピーを貼り付けて郵送しなければいけません。一覧下の「Webアップロード」と「郵送」と並んでいるタブを、「郵送」に切り替えると、台紙のダウンロードリンクが出てきます。そちらをクリックして、台紙のPDFデータをダウンロードもしくはそのまま印刷します。

住所については、郵送タブで切り替えた中に宛先が記載されていますので、しっかり控えておきましょう。

SBIVC口座開設その14

本人確認書類のWeb提出もしくは郵送の方は準備が終われば、更に下にスクロールしてください。この次は職業等にまつわる質問です。職業を選択すると、お勤め先等の情報入力欄が追加されます。学生や主婦の方などは、職業を入れるだけで完了です。

「仮想通貨交換業者にお勤めですか?」との項目もありますが、そちらを「はい」にチェックしても、申請は進むことができます。

こちらも郵便番号を入れて、所在地自動入力ボタンを押せば、所在地を入れてくれます。

SBIVC口座開設その15

職業等の入力が済んだ後、「内部者に関する登録」を行わなければいけません。これは「仮想通貨交換業」に関するものではなく、例えばリップル(XRP)の発行に関わっていたり、その関係会社に属していたりしないかということの確認です。SBIVCで取り扱われている通貨が、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)の3種あり、画面上の選択項目のその3つになっています。

通貨を選ぶと、その下には「どの立場で関わりがあるのか」を選ぶことになるので、関係している場合、そちらも入力してください。

SBIVC口座開設その16

情報入力も終わりに近づいてきました。「ご本人様確認」の項目はパスワードを忘れてしまったときなどの確認のために用いられる質問です。質問項目を選び、その答えを直接記入してください。このような質問形式のとき、漢字・カタカナ・ひらがなは別箇に扱われるので、普段使いの入力方法で記入するのをおススメします。

そして、ご案内について、メルマガ配信やキャンペーン情報提供をしてもらうかどうかを選びます。

SBIVC口座開設その17

最後は取引に関する注意一覧にチェックをつけていきます。仮想通貨取引は外貨取引のように変動するものですといったことなどが記載されているので、内容を確認したら、全てにチェックをつけていきましょう。
SBIVC口座開設その18

これで入力は完了です。最終確認を済ませて提出すれば、一度トップ画面に戻ります。最終確認の郵便物が来る前にもログインやトレード画面の確認もできますので、一旦見てみましょう!

SBIVC口座開設その19

SBIVCトレードの口座開設はこちらから

ログイン

トップページへアクセスすると上部に「ログイン」ボタンがあります。それをクリックしてログインページへ移動しましょう。

ログインをしよう

ログインの手順は3点です。

登録済みメールアドレスを入力
パスワードを入力
ログインを入力

これでログイン完了です。

ホーム画面を確認

ログインをするとホーム画面が表示されます。

ホーム画面を確認

ホーム画面では

・取扱い通貨
・お知らせ
・仮想通貨資産の確認

上記、3点の確認ができます。

SBI VCトレードでの取扱いはリップル(XRP)、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)三種です。

画面真ん中に表示されている銘柄のどれか、もしくは画面上部の「取引」をクリックして取引ページへ移動できます。

取引ページの機能について

取引ページでは仮想通貨の売り買い取引を行えます。画面の青い部分に表示されている「銘柄選択」をクリックすると取引する銘柄の変更が行えます。

取引ページの機能について

注文では「成行」と「価格指定」二つの選択肢から選べます。注文画面の横に取引履歴が表示されるのは便利ですね。

青部分の「チャート」をクリックするとチャートが現れます。

チャートの使い方

シンプルなチャートです。この期間の値動きをよく見たい、という場合は拡大をしてみましょう。詳しく見たい期間をドラックで選択します。淡く黄色で囲まれると選択中です。

チャートの使い方

チャートを拡大すると向かって右上にボタンが現れます。虫眼鏡マーク、もしくは十字のアイコンはクリックで変更ができます。虫眼鏡の時はチャートを横スクロール可能、十字の時はドラック選択でさらに拡大ができます。ぐるりとまわった矢印マークは拡大したチャートを元に戻せます。

入出金について

入出金」ページでは「クイック入金」と「出金」が行えます。

入出金について

出金には銀行口座登録が必要なので、まだの場合は登録をしましょう。

口座管理について:取引履歴とお客様情報

口座管理」では「取引履歴」と「お客様情報」の確認が行えます。

口座管理について:取引履歴とお客様情報

取引履歴では「約定履歴」と「注文履歴」の確認ができます。

お客様情報では登録情報の変更や、二段階認証の設定が行えます。

以上がSBIバーチャル・カレンシーズ(SBI VCトレード)の解説になります。

板取引形式の「VCTRADE Pro」サービス開始!

SBIVC口座開設その22

これまで販売所形式での提供を行ってきたSBI VCトレードですが、2019年7月31日付けで、板取引も可能になりました!

関連記事:SBI VCトレードがXRPにも対応した新しい現物取引「VCTRADE Pro」を発表

トレードスタイルに慣れている人であれば、待ち遠しかったサービスですね!どのような機能があるのかも要チェックです。

VCTRADE Proの始め方

サービス開始以後からログイン後の上部メニューに「取引(NEW)」という項目が増えています。

そちらをクリックすると、販売所画面からトレード画面に移行します。

VCTRADE Pro画面の見方

まず簡単にですが、画面中央にチャート画面、右側には板情報と取引履歴、その下は取引ウインドウで、チャート下部には保有している仮想通貨の数量等や注文中の取引情報などを確認するためのウインドウになっています。

切り替えた最初は、画面左上の表記通り、「XRP/JPY」になっていますが、そこをクリックすると、他の通貨ペアに切り替えることができます。

また、販売所の方に戻りたいときは、右上の項目のどれかをクリックすると販売所画面に戻ることができます。

SBIVC口座開設その23

VCTRADE Proチャートカスタマイズについて

VCTRADE Proで使われているチャート図はTradingViewからのものになります。そのため、インジケーターは基本的なものが揃っています。また、VCTRADE Proの特徴としてはカスタマイズが豊富な点が挙げられます。

チャート左側にあるのは、カスタマイズメニューです。トレンドラインを引いたり、チャートパターンを確認したりできますね。

メニュー項目を一回クリックすると選択、もう一度同じ項目をクリックすると、メニューがある場合は項目メニューが出てきます。色々なラインや、チャートパターンの場合は「ヘッドアンドショルダー」などパターンにあった内容があるので、確認するときには切り替えて使うことができます。

SBIVC口座開設その24

SBI VCトレードまとめ

2017年に販売所形式でのサービスを開始し、2019年には板取引でのサービス提供を開始しました。レバレッジ取引のサービスを行っている取引所も多いですが、SBI VCトレードではまだ始まっていないこともあり、これからのサービス展開には期待できます。

また自社の銀行や証券会社も所有していることから、そちらとの連携もあるかもしれません。安定的かつ丁寧な運営を行っている取引所ですので、今のうちに口座開設までは済ませておいてもいいかもしれませんね。

SBIVCトレードの口座開設はこちらから

おすすめの記事