元中国3大取引所CEO、続ける強気BTC価格予想
元中国3大取引所のBTCC創業者ボビー・リー氏が、ここから数年間以内におこるバブル相場の影響で、ビットコインは10万ドルに達するとの価格予想を示した。
リー氏は、BTCCのCEOをやめて以降、仮想通貨関連で複数の事業を手がけており、現在では一般人も利用できるよう簡略化されたハードウォレットを開発すべく、仮想通貨ウォレット「Ballet」の開発・運営に着手。今も仮想通貨の業界で活躍する著名人だ。ライトコイン(LTC)の創業者、チャーリー・リー氏の兄弟でもある。
マルタAIBCサミットで行われたインタビューに答えたリー氏は、ビットコイン市場にバブルという波が再び訪れると考えており、次の流れで、大衆が焦りを感じるFOMOが加速すると指摘した。
可能性として10倍から20倍までの高値更新はできるとして、簡単に10万USD(1100万円相当)、または20万ドルも視野に入ると指摘した。その上でここから5年から10年は間違いなく好調な価格形成をすると考えていると続けた。
なお、リー氏は19年11月に入り、ビットコインの価格について複数の強気発言を続けており、予想に自信を感じているようだ。
そのほかの発言を引用すると、現在のビットコインの市場規模と約50倍もの差がある金市場(ゴールド)も、早ければ2028年には抜き去ると予想。市場規模から概算して50万ドルにも達するとしている。
根拠として提示したマイニングの半減期に伴う新規供給量の制限について、「今後10年間では3回の半減期が予定されており(過去10年間は2回)、日間新規発行通貨量が255BTCにまで制限される。これは、インフレ率が0.5%未満に抑えられる数値だ」と語った。金と比較しても希少性は高まると考えているという。