東大、仮想通貨XRP台帳のバリデータを立ち上げ
東京大学が、仮想通貨XRPの台帳でもあるXRP Ledgerのバリデータの運用を開始したことがわかった。Ripple社の吉川絵美氏がツイッターで明かした。
京都大学に引き続き、東京大学でもXRP Ledgerのバリデータの運用が開始されました!
— Emi Yoshikawa (@emy_wng) December 2, 2019
「バリデータ」って何?という方、こちらのFAQをご参照下さいhttps://t.co/KTAtecD5GT pic.twitter.com/sQar0TxdL7
XRP Ledgerのバリデータの運用は、11月に京都大学も立ち上げを発表しており、国内のトップ国立大学2校が参画したことになる。
バリデータとはXRP分散型台帳のネットワーク承認者のことで、信頼される複数の企業がリスト入りする。徐々にバリデータの数が増加、リップル社関連の数が減少していることから、より分散化が進んでいる。
大学関係では、世界の有名大学も参画しており、日本では京都大学が初めての事例。当時、吉川絵美氏は「今回(京大)の事例を皮切りに、日本の大学でもXRP Ledgerを立ち上げる事例が増えれば嬉しい」と語っていた。
東京大学は、7月29日に米リップル社が展開する大学ブロックチェーン研究イニシアチブ(University Blockchain Research Initiative:UBRI)に参加している大学で、11月には、Rippleのブロックチェーン技術と国際送金革命に関する東京大学金融教育研究センターのセミナーを行なっている。