ネット通販、6割が代引利用経験あり 過半数「クレカ持っていない」 バンドルカードのカンムが調査

Visaプリペイドカード「バンドルカード」を提供するカンムが、代引(代金引換)を中心に通信販売の決済手段に関する意識調査を実施しました。

経験者の半数以上「代引きが廃止されても困らない」

調査の回答ユーザーのうち60%は代引利用経験があると回答。
また、代引のデメリットとして「手数料が高い」「現金が必要」といった支払いに伴う問題のほか、対面で受け取るための受取場所や日時の制限も多くあげられました。


代引手数料の金額帯は1回あたり300~500円が多く上がり、中には500円以上支払っているユーザーも2割超みられました。


デメリットがあっても代引を使う理由として「クレジットカードを持っていない(いなかった)」が最多であり、「持っているけど使いたくない(なかった)」と合わせると68%になりました。
ネットショッピングのセキュリティ問題や支出把握が困難になることから、クレジットカードを利用する不安があるとみられています。
また実店舗と異なり対面の買い物でないため、支払いと同時に商品を確認できることを理由にあげるユーザーが2割弱いました。


代引きで決まった日時に受け取れない経験があったと半数以上が答えており、自己都合で39%・店舗都合で13%を占めています。
中には「宅配業者がお釣りを持っていなかった」ケースもあり、現金必須のデメリットに含まれているとみられています。


代引対応を廃止する通販会社が増えている中、代引利用経験者のうち半数以上は廃止しても「困らない」と回答。
廃止された場合、請求書や支払い票を利用したコンビニ決済、クレジットカード、ATMを利用するといった声が上がりました。

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