ビットコインやイーサリアムの高金利レンディングサービスのBlockFiは、日本時間1月2日に新たな仮想通貨レンディング対応通貨を発表。2019年以上にサービスを拡大していくとしている。
BlockFiの2020年サービス拡大
2019年はレンディングをしたままBTCやETH、GUSD間で取引ができるBlockFi Tradeのローンチした。新規サービスに目が行きがちだが、2019年のBlockFiのイニシャルローンチからセキュリティ面での大きな改善が複数回に渡って行われており、Compoundなどのイーサリアム上のコントラクトではないものの、レンディングプラットフォームとしての成熟が伺えるだろう。
BlockFiによると、
「2020年を迎えるにあたって、BlockFiのビジョンとしては資産管理とアクセスを容易にする一連の金融プロダクトを構築することだ。」
としている。
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ライトコインとUSDCのレンディング対応
またBlockFiは、現在のBTC、ETH、GUSDという3種類の仮想通貨レンディングサービスに対し、新たに2通貨を対応すると発表。ライトコイン(LTC)とサークルが発行するステーブルコインのUSDCに対応するとしている。
ライトコインとUSDCのレンディング対応は、2020年1月初旬に対応するとしている。また2020年にはBlockFiのスマートフォンアプリのローンチを行うとしており、フィアットの入出金も対応するという。
*仮想通貨スマホアプリには資産盗難を狙ったフィッシングアプリが多く存在するため、使用する際には最新の注意が必要だ。
新規サービス”ビットコインクレジットカード”
またBlockFiはレンディング、トレード以外の、ビットコインクレジットカードという新たなプロダクトを開発しているとしている。このカードは”BTCリワードクレジットカード(BTC rewards credit card)”とBlockFiは呼んでおり、このクレジットカードではマイルやポイント還元の代わりに、BTCでキャッシュバックが行われるという。
LTCとUSDCが同様にBlockFi Tradeに対応するかは現時点では不明だが、BlockFiは今後より多彩なユースケースとなるだろう。
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参考:A Letter from Our Founders: Reflecting on 2019 and what to expect in 2020