ワイモバイル(Y!mobile)でiPhone機種は使える?使い方や注意点を解説

ワイモバイルでは、新規購入や機種変更でさまざまなスマートフォンを購入することができます。iPhoneもその中の一つであり、ワイモバイルを使うためにiPhoneからAndroidに乗り換える必要もありません。
今回はワイモバイルでiPhoneを使う際におさえておきたいポイントや対応機種などを見ていきましょう。

ワイモバイル(Y!mobile)とは?


ワイモバイルとは、ソフトバンクの回線を利用している通信キャリアサービスで、格安スマホなども提供している通信サービスです。ワイモバイルとはソフトバンクモバイルのサブブランドであり、運営会社は同じソフトバンクになります。

ワイモバイルはソフトバンクと比べるとリーズナブルで、毎月のスマホ代を節約したい方に向いているキャリアともいえます。

ワイモバイル(Y!mobile)でiPhoneは使える


ワイモバイルをiPhoneで使うことは可能です。ワイモバイルが提供している通信回線はソフトバンクのものと一緒であるため、ソフトバンクで購入したiPhoneなら何も設定せず使うことができます。

詳しくは後述しますが、ソフトバンク以外で購入した iPhoneもSIMロック解除することでワイモバイルでも使うことが可能です。

既存iPhoneの持ち込み契約も可能

ワイモバイル契約者が端末を購入せず、SIMのみ、いわゆる通信回線のみ契約することも可能です。

この場合は既存のiPhoneを持ち込んだ持ち込み契約も可能であり、無駄に端末を購入する必要はありません。

iPhoneの購入・機種変更も可能

ワイモバイルが取り扱っている機種はAndroid端末がほとんどですが、iPhoneも取り扱われています。

機種名 価格
iPhone7 30,240円
iPhone6s 20,160円

ラインナップされているのは数年前にリリースされたものだけであり、最新のiPhone 11シリーズはラインナップされていません。

ラインナップされていない機種はワイモバイルで使えないというわけではなく、iPhone8シリーズや最新のiPhone 11シリーズを持ち込みであれば使うことができます。
最新のiPhoneをワイモバイルを使いたい場合はソフトバンクやアップルで直接購入など別の手段で購入することが必要です。

今使っているiPhoneをワイモバイル(Y!mobile)で使うには


今使っているiPhoneでワイモバイルを使いたい場合、どのキャリアでiPhoneを購入したかによって手順が異なります。

ソフトバンクで購入したiPhoneは即ワイモバイル利用可能

ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドであり、使用回線がソフトバンク回線と同じです。そのため、ソフトバンクで購入したiPhoneならば何も設定する必要なくワイモバイルを使うことができます。

他社iPhoneはSIMロック解除が必要

ソフトバンク以外で購入したiPhoneはSIMロックの影響でそのままではワイモバイルでは使えません。

以下にSIMロック解除方法を紹介しているので、解除したことのない方は解除しておく必要があります。分からない場合はau・docomoの実店舗でSIMロック解除をしてもらうことができます。その場合は事務手数料が発生するので注意しましょう。

au

auは2015年5月1日(金)以降に発売されたiPhone6s以上の機種かつ以下の条件を満たしている場合はSIMロック解除できます。

・端末購入日から100日以上経過
・すでにauを解約していた場合は、解約してから100日以内

解約済みの場合、解約してから100日以上経過しているとSIMロックを解除できずワイモバイルでは使えないので注意してください。

docomo

docomoもauと同じような条件で解約できます。

・2015年5月1日(金)以降に発売されたiPhone6s以降の機種かつSIMロック解除機能を搭載した端末
・端末を購入してから100日以上経過
・ネットワーク利用制限、おまかせロックなどの各種ロックがかかっていない

最近発売されているiPhoneはSIMロック解除に対応していますが、2015年5月以前に発売されたiPhoneは、たとえ対象機種であってもSIMロック解除に対応していないことがあるので注意してください。

専用のプロファイルのインストールも必要


他社のiPhoneでワイモバイルを使用する場合、ワイモバイルが提供する専用のプロファイルをインストールしてAPN設定を更新することが必要な場合があります。
プロファイルのインストールが必要なのは、以下の機種です。

・iPhone 11
・iPhone 11 Pro
・iPhone 11 Pro Max

iPhone 11シリーズ以外の機種にもAPN設定は存在しますが、個別にプロファイルをインストールして APN 設定を更新しなくてもワイモバイルを使えるようになっています。
ただし、iOSのバージョンを最新にしておく必要があるので、バージョンアップデートを放置している場合はアップデートをかけておくようにしましょう。

iPhone11シリーズ

ワイモバイルのプロファイルをインストールする前に、すでにインストールされているプロファイルを削除する必要があります。

① iPhoneの設定アプリを起動
② [一般]を選択
③ [プロファイル]を選択
④ インストールされているプロファイルがあれば選択。なければここで終了
⑤ [プロファイルを削除]をタップ
⑥ iPhoneにパスコードロックをかけている場合はパスコードの入力を求められるので、入力して解除します
⑦ 最後の確認メッセージで[削除]を押したらプロファイルの削除完了です

APNを削除すると一時的にモバイル通信ができなくなるのでWi-Fiを使える環境でプロファイルのインストールを行いましょう。
既存のプロファイルの削除が完了したらワイモバイルのプロファイルをインストールします。

① ワイモバイルの「他社が販売する iPhone をワイモバイルで利用する」ページにアクセス
② [APN設定用の構成プロファイル]をタップしてダウンロード
③ ダウンロードが完了したらブラウザを閉じてiPhoneホーム画面に戻る
④ iPhoneの設定を開く
⑤ 設定画面上部に表示されている[プロファイルがダウンロードされました]をタップ
⑥ [インストール]をタップ
⑦ 警告画面が表示されるのでもう一度[インストール]をタップ
⑧  最後の確認メッセージで[インストール]をクリック
⑨ [完了]をタップしたらプロファイルのインストール完了

プロファイルのインストールにより、APN設定が適切なものに変更され、ワイモバイルでインターネットに接続できるようになります。

分からない場合は実店舗へ

プロファイルのインストールはiPhoneの場合設定が難しいということもあり、上手くいくか分からなくて不安という方も多いはずです。
その場合は近くの実店舗にiPhoneを持ち込んで対応してもらうといいでしょう。ワイモバイルスタッフで対応してもらうため事務手数料が発生する可能性が高いですが、一番確実な方法です。

ワイモバイル(Y!mobile)×iPhone機種の組み合わせでお得に乗り換えよう


ソフトバンクとワイモバイルはどちらも同じソフトバンク回線を使いますが、リーズナブルなのはワイモバイルです。コストパフォーマンス優先であればワイモバイルを使うのがお得であり、iPhone×ワイモバイルの組み合わせが一番でしょう。

他社からの乗り換えはもちろんのこと、ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えることもできるので、乗り換えを検討している方はワイモバイルも候補にぜひ入れてみてください。

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