ビットポイント、仮想通貨XRPの即時送金を可能に

仮想通貨取引所を運営するビットポイントジャパンは11日、仮想通貨XRP(リップル)の即時送金サービスを開始することを公式リリースで発表した。

同サービスは、仮想通貨XRPを購入後、即時送金(送付)を可能にするもので、これまでの取引受渡日(購入した営業日の16時以降)から大幅に送金までのタイムラグが解消される。

リリース内容によると、即時送金はXRP(リップル)のみの対応としており、他の仮想通貨の対応は行なっていない。

また、現時点で、XRPのみ即時送金を可能にした理由は明らかになっていない。

XRPは、現地通貨の送受金を速く、低コストで行うことができるのが特長を持つODLの国際送金で活用されているが、ODLを介した為替リスクを抑えた国際送金には、法定通貨との決済時に仮想通貨取引所を介す仕組みがある。

取引所が、XRPの即時送金を可能にすることでの利点は、このようなポイントにもあると見られるため、ODLの日本ルートでも注目したい動向だ。なお、現時点でリリースされた内容は、顧客向けのサービスであることから、ODLとの関係性は明らかではない。

日本におけるODLの活用については、オーストラリア決済企業Flash FXの責任者が2020年のQ1(1〜3月)に、日本円ルートに拡大する可能性に言及している。

仮想通貨XRP利用のODL「日本円対応は来年Q1を計画」=豪Flash FX責任者
仮想通貨XRPを利用するRippleの送金ソリューションODLが来年Q1(1〜3月)に、日本円ルートに拡大する可能性が浮上。オーストラリア決済企業Flash FXの責任者が明かした。

出典:BITPOINT

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