ダイナースクラブの審査は厳しい?審査基準を確認しよう

ダイナースクラブカードへの申し込み時に気になるのが、審査の基準やその期間などでしょう。
こちらではダイナースクラブカードの審査に関わるポイントをまとめて紹介していきます。
ダイナースクラブカードの審査について気になることがあるのなら、参考にしてみてください。

ダイナースクラブカードとは


ダイナースクラブカードとは、日本で最初のクレジットカードであり、今でも多くのユーザーを抱えています。
食事や旅行で多くの特典を得られることから、仕事でもプライベートでも役立つカードです。

ダイナースクラブカードを利用するためには、多くのクレジットカードと同様に審査を受ける必要があります。
規定の審査をクリアすることで、その特典やメリットを利用できるようになるのです。
ダイナースクラブカードの発行を申し込む際には、審査について事前に確認するのもコツになります。

ダイナースクラブカードの審査基準とは


ダイナースクラブカードの審査は、明確な基準が明らかにされていません。
しかし、ダイナースクラブカードの提示する情報や入力項目から、ある程度推察を行うことは可能です。
以下から審査に関する要素を確認し、必要と思われるポイントを把握しておきましょう。

入会の目安について

ダイナースクラブカードでは、入会の目安として「27歳以上」という条件を提示しています。
それ以外の目安は提示されておらず、年会費の22,000円、利用可能枠、お支払い方法、付帯保険といった情報のみが記載されています。
公式による審査の目安は、年齢のみです。

審査で重視される可能性が高いポイント

ダイナースクラブカードの審査で重視されやすいポイントは、「年収」と「収入の安定度」と言われています。
年収は高いほど審査に通りやすくなるものですが、以前は1,000万円以上と言われていたダイナースクラブカードも、現在は400〜500万円を軸に審査に通るケースが増えているようです。
年収に不安がある方でも、ある程度のラインをクリアできていれば審査に通過できる可能性はあるでしょう。

また、年収の高さに加えて重要とされるのが、収入が安定しているかです。
安定性を証明するには、現在の職場の勤続年数がポイントになります。
3〜5年程度の勤続年数があれば、安定した収入を今後も継続できると判断されるケースが多く、逆に転職を繰り返すなどして勤続年数が短いと、その年収が来年以降も続くと証明することが難しくなります。
年収だけでなく勤続年数も考慮することが、ダイナースクラブカードも含めたクレジットカード審査のポイントです。

審査では職業も重要?

ダイナースクラブカードの申し込み時には、各種職業を選択する項目があります。
そのためこれらの職業に当てはまる場合も、審査に影響する可能性が考えられるのです。
ダイナースクラブカードの申し込み画面では、以下のような職業が選択できます。

  • 公務員
  • 民間企業
  • 自営業
  • 議員・外交官
  • 年金
  • 医師、歯科医師、獣医師
  • 弁護公認会計税理士、裁判官検事
  • 他有資格者、薬剤師
  • 不動産鑑定士
  • 芸能人、アーティスト等
  • 民間団体
  • 教職
  • 契約、派遣社員
  • クレジットヒストリーも重要

    ダイナースクラブカードでは、申請時には「クイック診断」という事前診断を実施する必要がありました。
    現在は廃止されていますが、このクイック診断では「直近3ヶ月以内にクレジットカードを利用したか」「過去1年以内にクレジットカードの支払いが1ヶ月以上遅れたことがあるか」といった質問が行われていました。
    特に重視したいのが、「直近3ヶ月以内にクレジットカードを利用したか」という項目です。
    普段からクレジットカードを使わない、もしくは今回初めて利用するというケースでは、正しくクレジットカードを使ってもらえるか判断しづらくなり、結果的に審査に影響を及ぼす可能性があります。
    そのためダイナースクラブカードの申請時には、別のクレジットカードでクレジットヒストリーを充実させておくなどの対応がポイントになるかもしれません。

    ダイナースクラブカードの審査期間について


    ダイナースクラブカードの審査には、ある程度の時間が必要となります。
    申し込みからの期間も含めて、どれくらいの時間がかかるのかを確認しておきましょう。

    申請をオンラインで行った場合

    ダイナースクラブカードの申請時に必要とされる「お支払い口座の設定」と「本人確認書類の提出」を両方オンラインで行った場合、通常7営業日がカード発送の目安となります。
    そのため最短でも、1週間程度はカードを手に入れるまでに時間がかかる可能性があるでしょう。
    確認書類の不備やカード会社側から電話での確認等が発生すれば、その分審査の時間は延びることになります。
    スピーディに審査を済ませるためにも、カード発行の申請はミスがないように慎重に行うようにしましょう。

    申請を一部郵送で行った場合

    ダイナースクラブカードの申請は、郵送でも対応してくれます。
    しかし、「お支払い口座の設定」と「本人確認書類の提出」のいずれかを郵送で行った場合には、カードの発送目安が12営業日になるので注意が必要です。
    この目安はカード会社によって確認書類が送付されてから、すぐに返却した場合の日数となります。
    そのため返却に時間がかかれば、その分審査の時間も長くなるでしょう。

    ダイナースクラブカードの審査時に知っておきたいこと


    ダイナースクラブカードの審査を行う際には、いくつか事前に知っておきたいことがあります。
    以下の点もチェックして、ダイナースクラブカードの審査における不安を解消しておきましょう。

    審査状況は確認できる?

    オンラインで審査の申し込みを行った場合、受付番号を問合せフォームに入力することで審査状況を確認することができます。
    問合せフォームにはクレジットカード番号を入力する欄がありますが、まだ審査が通っていない場合には「1」を16回入力して対応しましょう。
    基本的に審査結果は、メールか書面で回答されます。

    審査に年収証明書類は必要?

    カード発行の時点では、審査に年収証明書類は必要ありません。
    ダイナースクラブカードの場合、キャッシングサービスやカードローンの利用可能枠を増やすときなどに、年収証明書類が求められることがあります。
    そのため最初の審査では、特に年収証明書類を準備する必要はないでしょう。
    運転免許証やパスポートなどの本人確認書類は提出しなければならないので、事前に用意しておくのがおすすめです。

    ダイナースクラブカードの審査のポイントを確認しておこう


    ダイナースクラブカードの審査には、基本的に誰でも挑戦することができます。
    年齢が27歳以上であり、安定した収入があるのなら、審査の申請を行ってみてはいかがでしょうか。
    かつては審査が厳しかったとされるダイナースクラブカードも、比較的作りやすいクレジットカードになってきています。
    この機会に審査の詳細を確認し、ダイナースクラブカードの作成申し込みを行ってみてください。

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